新進気鋭のクリエイターによるオリジナルドラマをオムニバスで放送するTOKYO MXの「treatment」枠（火曜　後11：30〜深0：00）にて、俳優の桜井玲香と木口健太がダブル主演を務める『死神バーバー』が10月31日、11月7日の2週にわたって放送される。

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　日本大学藝術学部3年生・梅木陽一による原案を元に、谷口恒平が脚本、いまおかしんじ監督が初めてドラマの演出を担当した。音楽は大槻美奈。

　亡くなった魂が冥土に向かう前に訪れると言われる美容室「冥供愛富（メイクアップ）」。そこは、亡くなった人間が死神美容師によって、冥土に行くためのお色直しを経て、魂が送られる前に、現世にいる故人の家族や大切な人に数分だけ会うことが出来る場所。

　ある日、交通事故に遭い、まだ昏睡状態にありながらまだ生きているのに、手違いで「死神バーバー」に連れてこられる佐伯ミホを桜井、手違いでミホの魂を連れてきてしまう死神美容師・サクマを木口が演じる。そのほか、見た目は若いがサクマの先輩にあたる死神・クロダを声優としても活動する森蔭晨之介、亡くなってしまうお笑い芸人・諏訪をおぐ（ロビンフット）、この世に残されたその相方をマー坊（ロビンフット）が演じる。

　いまおか監督は「テレビドラマは初めてでした。スタッフもキャストもほぼ初対面。久しぶりに少し緊張しました。でもやることはあんま変わんなかったです。みんなが好き勝手にやりたいことやってアホになるだけです。楽しかった」とコメントを寄せている。