俳優の菜々緒（34）、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザー（39）が26日、都内で行われたエスエス製薬の『休息と回復を認め合う社会へ』イベントに参加した。

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　菜々緒は、さわやかなブルーのドレスで美しいボディラインが強調される装いだった。休日の過ごし方について菜々緒は「お仕事がない日は引きこもりで。完全にインドア派。ベッドの上から動かない」と明かし「映画やドラマの撮影期間中は、体のメンテナンスで、お休みがお休みじゃなくなっちゃうことが多い。お休みが1日あった時は1歩も出たくない」と説明。長期の休みは海外力に行くという。

　一方、カズレーザーはおなじみの真っ赤の衣装で登場。芸人としての枠にとどまらず、コメンテーターとしても活躍中だが「十分にお休みを取ってます。全然、ご多忙じゃない。週1から週2では休んでる。休みっぱなし。無職に近い1週間もあったりする」と意外なスケジュールを口にした。

　菜々緒は、作品を掛け持ちすると、休みがまとまって取れない時期もあるそう。「恐ろしいスケジュールで撮影をしてたりする」と苦笑いで語ると「メイクしてもらっている途中から涙が止まらなくなったり、自分が思っている以上に体が疲れている時があった。自分ではやる気でも、体と心が着いてこない状況があった。そういった状況でも休めなくて行き詰まったちゃう。自分を追い込みすぎちゃう時があった」と多忙を極めていた過去を明かす。

それ以外でも「女性ならではの体調の不調もどうしても月に1回ある。そういう時でも我慢しながら仕事をしなきゃいけない。そういった時は精神的、肉体的につらい」と悩みを口にするが、それを解消するためにも「引きこもる。自分をとにかく大事にする。自分がリラックスできる状況を1秒でも長くする」と休息の重要性を説いた。

　また、「休息を甘え、なまけと捉える風潮や人がたくさんいる。休息を取ることは、次のパフォーマンスをよりよくする」と菜々緒は力説。「30代も半ばになると、20代のようにがむしゃらに仕事をする、好きなことをする、というのが気持ちだけじゃなんとかならないところがある」と自身の現状をふまえつつ「事務所の方だったりと話し合いをして、自分はこうしていきたい、という要望とかを伝えていく。自分自身でもわからないことがたくさんあるし、相手に言わなきゃ伝わらないこともある。話し合って自分だけじゃなくて周りのサポートや理解し合って、補い合う世の中になったらいいな」と思い描いていた。

　イベントでは、休息に対するギルティバイアスなどについて語り合った。

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