俳優の木南晴夏が主演を務める、日本テレビ系連続ドラマ『セクシー田中さん』（毎週日曜　後10：30）の第1話が、きょう22日に放送された。木南が演じる“田中さん”のベリーダンサー姿に反響が寄せられている。

　原作は、芦原妃名子氏の人気マンガ『セクシー田中さん』（小学館『姉系プチコミック』連載中）。仕事は完璧だが地味で友達も恋人もできたことがない経理部のアラフォーOL・田中京子（木南）は、エキゾチックなベリーダンサー・Saliという裏の顔を持つ。同じ会社で派遣社員として働く倉橋朱里（生見愛瑠）は、田中さんの“裏の顔”に気付く。正反対な2人が化学反応を起こし、新しい自分を見つけ出していくラブコメディーとなっている。

　田中さんは、仕事は完璧だが地味なアラフォーOL。友達も恋人もできたことのない彼女は、社内では変人扱いされる浮いた存在だった。しかし、彼女の同僚の派遣OL・朱里は、田中さんの雰囲気がどこか変わったことが妙に気になっていた。

　朱里は、若くてかわいいことにしか自分の市場価値はないと焦り、そこから抜け出すこともできずに、合コンに明け暮れる。「普通の幸せ」を手に入れるために頑張っているだけなのに、合コンで出会った商社マンの笙野浩介（毎熊克哉）から「絶対遊んでる」とレッテルを貼られ、大学時代の友人・仲原進吾（川村壱馬）からは「友達」という言葉を盾に便利に扱われる。このままでいいのかと悩む朱里だったが、“かわいい自分”に価値を見出してくれるチャラリーマン・小西（前田公輝）の誘いにも心が揺れる。

　そんなある日、モヤモヤした思いを抱えたまま立ち寄ったペルシャンレストランで、朱里はエキゾチックなベリーダンサー・Saliに一目ぼれする。しかし、Saliの正体は、田中さんだった。田中さんの抵抗もかなわず、Saliの正体に気付いた朱里は店に通い、写真を大量に撮り、栄養ドリンクまで用意するほど、踊る“田中さん”の虜になった。

　初回放送では、Saliが踊るシーンも多く描かれた。視聴者からは、木南演じる“田中さん”のギャップに「木南さん、美しすぎる」「セクシー…」「田中さんきれいすぎる」「お美しすぎる」「泣きそう」「勇気もらった」といった声が寄せられている。