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「厳しい口調、動画を撮影され」自覚ないままカスハラ“加害者”も…

 主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関・しゅふJOB総研が19日、「カスハラ」をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を実施。被害の実態について発表した。調査はインターネットで9月12日から19日まで、ビースタイル社「スマートキャリア」登録者および求人サイト「しゅふJOB」登録の女性637人に聞いた。

「カスハラ」被害受けた経験、51.6%が「ある」と回答(『しゅふJOB総研』調査より)

「カスハラ」被害受けた経験、51.6%が「ある」と回答(『しゅふJOB総研』調査より)

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 カスハラの被害を受けた経験が「ある」と答えた人は51.6%。一方、加害について聞くと「一度はある・何度もある」は6.8%だった。

 「しゅふJOB総研」研究顧問の川上敬太郎氏は調査結果について、「カスハラだと思う基準は人によって異なること、またカスハラ自体に敏感か否かが、自らがカスハラの加害者になっているかどうかの認識においても大きく影響している可能性があります」としている。

 さらに、カスハラだと感じる行為について聞くと、「大声で怒鳴られたり罵倒される」がもっとも多い74.7%。次いで「長時間しつこく問いただされる」「暴言をはかれる」「無理難題をつきつけられる」「威嚇や脅迫」「土下座の強要などの辱めを受ける」「暴力を振るわれる」「自宅など職場外までつきまとわれる」「金品などの代償を要求される」「SNSなどで誹謗中傷される」「厳しい口調で問いただされる」「やりとりの様子を動画撮影される」と、50%を超えた項目が12に及んだ。

『しゅふJOB総研』調査より

『しゅふJOB総研』調査より

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 川上氏は「フリーコメントには、体験談を含めた様々な声が寄せられました。中には、カスハラという名前になったことで軽い印象になるとの指摘もあり、暴力など行為によってカスハラというよりは犯罪と捉えている人もいるようです」と、世間の印象について分析。

 さらに「『お客様は神様』という言葉が誤解を招いているとする指摘も多く見られました。顧客を大切にする気持ちは大切ですが、顧客を上とする“上下の関係性”ではなく、商品やサービスを提供する側とされる側とが“互いに尊重しあう関係性”をベースにする必要があるのではないでしょうか」とコメントした。

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