今年で発売10周年を迎えた「メビウス」。JTはそれを記念し、12月11日から「メビウス・リミテッド エディション」を600円（税込）で数量限定で発売。かつて“皇室献上用たばこ”に定められた、「三大銘葉」をブレンドしたという。

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　「メビウス」は、1977年に「マイルドセブン」の名称で誕生し、時代とともに進化を積み重ねてきた。2013年2月には、ブランド名称を「メビウス」に変更。今回、発売10周年を迎えたことにちなみ、「メビウスと日本を愉しむ」をコンセプトに様々なキャンペーンを実施。その一環として、日本が誇る国産希少葉を特別にブレンドした「メビウス・リミテッド エディション」を数量限定で販売する。

　「メビウス」のブレンドに配合されたのは、かつて三大銘葉と評された「国分葉」「水府葉」「秦野葉」。細刻みたばこが広まった江戸時代中後期頃から、多くの庶民に受け入れられてきたものだという。明治以降になると、これら３種は全国の葉たばこ生産の見本に。200〜300種ある在来種の中でも、刻みたばこ及び口付たばこ（シガレット）の一級品として名高い原料と位置づけられた。また、1907年にはその品質の高さにより、「国分葉」「水府葉」「秦野葉」の３種をブレンドしたたばこが、皇室献上用たばこに定められるなどしたことから、後に人々から「三大銘葉」と評されるようになった。

　現在は希少種となってしまった3種だが、JTで保管していた希少な原料を使用することで、今回の「メビウス・リミテッド エディション」における特別なブレンドを実現。これにより、濃厚かつまとまりのある口当たりとスムースで豊かな味わい、国産葉由来の細やかな煙立ちも楽しめるという。

　「メビウス・リミテッド エディション」は、12月11日から順次、CLUB JTオンラインショップ及び全国の一部たばこ販売店にて数量限定で発売。