俳優の宮沢りえが14日、都内で行われた映画『月』の公開記念舞台あいさつに共演の磯村勇斗、二階堂ふみ、オダギリジョーと登壇した。今作は、実際の障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸氏による同名小説を映画化。宮沢は「内容的には賛否両論ある作品になるだろうなと思いましたけど、ここから逃げたくないという気持ちが強く湧いたので参加しました」と言葉を詰まらせながら、強い思い入れを語った。 重度障害者施設で働く主人公・洋子を演じた宮沢は「皆さまの映画を観た余韻を打ち消してしまうようで、申しわけない気持ちもありますが。でも皆さまのとても貴重な時間をつかってこの作品を選んでくださって。本当にありがとうございます」とあいさつ。