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『第71回菊池寛賞』東野圭吾、野沢雅子、栗山英樹ら【受賞一覧&受賞理由掲載】

 文学、映画・演劇、新聞、放送などの文化活動で創造的業績をあげた個人・団体に贈られる『第71回菊池寛賞』が11日決定し、東野圭吾氏、片岡仁左衛門氏、野沢雅子、東京新聞・小沢慧一記者、栗山英樹氏が受賞した。

第七十一回菊池寛賞を受賞した栗山英樹監督 (C)ORICON NewS inc.

第七十一回菊池寛賞を受賞した栗山英樹監督 (C)ORICON NewS inc.

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 栗山氏の受賞理由として「野球日本代表『侍ジャパン』監督として、2023ワールド・ベースボール・クラシックで30名の選手たちの力を結集させ、見事世界一に導く。人々に感動を与えるとともに、野球という競技の魅力を再認識させた」とあげられた。

 同賞は昭和27年、小説家で文藝春秋創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として創設。文学、映画・演劇、新聞、放送などの文化活動で創造的業績をあげた個人・団体に贈られる。今回はそのほか、信濃毎日新聞社『五色(いつついろ)のメビウス』取材班、NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』が受賞した。

 選考顧問は、阿川佐和子氏、池上彰氏、保阪正康氏、養老孟司氏が務めた。

【第71回菊池寛賞 受賞者および受賞理由】
東野圭吾
デビュー以来40年近くに亘り、ミステリー小説の世界を牽引。普遍的な世界観に裏打ちされた作品群は幅広い支持を集め、本年国内累計1億部突破。映像化、翻訳を通じて国内のみならず世界をも夢中にさせている。

片岡仁左衛門
十五代目として上方歌舞伎の大名跡を襲名し四半世紀。色気あふれる悪党から人情味豊かな旦那役まで幅広い芸域をもち、コロナ禍においても、一世一代の大役を次々につとめあげ、無比の存在感を増している。

野沢雅子
日本の声優を代表する草分け的存在として、1963年国産初のテレビアニメシリーズ「鉄腕アトム」出演を皮切りに「ゲゲゲの鬼太郎」「銀河鉄道999」「ドラゴンボール」等人気作品の主役をつとめ、世代を超え愛され続ける。

東京新聞・小沢慧一記者
「30年以内に70〜80%」という南海トラフ地震の発生確率が、水増しされた数字であり、予算獲得などのために科学が歪められている実態を、非公開の議事録や古文書の調査など丹念な取材によって明らかにした。

栗山英樹
野球日本代表「侍ジャパン」監督として、2023ワールド・ベースボール・クラシックで30名の選手たちの力を結集させ、見事世界一に導く。人々に感動を与えるとともに、野球という競技の魅力を再認識させた。

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