俳優の土村芳、堀井新太、古屋呂敏が10日、都内で行われたテレビ大阪／BSテレ東新ドラマ枠アディクト『インターホンが鳴るとき』（11日スタート）記者会見に登壇した。不倫×テクノロジーをテーマにした新感覚のストーリー。現場では“5股不倫夫”を演じる堀井は、古屋から「大事なベッドシーンの合間に寝落ちをしていたと聞いたのですが本当ですか」と“タレコミ”がなされた。

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　人気マンガを原作に、中毒性のある大人の恋愛ドラマを届けていく「DRAMA ADDICT」枠の第1弾作品。テクノロジーが発達した令和ならではの不倫を描く。舞台は2026年、主婦の結花（土村）は夫・真治（堀井）が5人の女性と不倫していると知る。海斗（古屋）と共闘し夫の不倫相手を特定し排除していくが、徐々に距離が縮まった結花と海斗は、ついに体の関係を持ってしまう…。

　「演じていてカロリー消費が高い役」（土村）、「ここ数年で1番しんどかった。毎日心が削られる現場。それなりにこの新しい枠でいろいろな人にみてもらうなかで、ある意味すごい作品ができた」（堀井）、「今まで経験してきた知識以上のものをぶつけないと向き合うことができないんだろうな、と。日々向き合っております」（古屋）と三者三様に現場で奮闘中。

　そんななかで撮影のエピソードを聞かれた古屋が堀井の“居眠り”を暴露し「大事なシーンで寝るって」と追究すると、堀井は「事実です」と認めつつ「でもそれは俺だけじゃない。相手の人と一緒に（寝）落ちた」と報告。だが「役をやる上ですごいやりやすかった。本当なら緊張するけど、それが絵でみると、伝わっちゃうから俺はこのままでいいなって。カメラないと思ってやってるから逆にいいシーンが撮れたなって思ってる」と自信をにじませた。

　この説明に古屋も「ちょっと楽しみになっちゃった」と期待。「（堀井は）キスシーンやセンシティブなシーンが多いから、一人ひとりどう向き合っていったか興味がわきました」とすると堀井も「でしょ。それは見てのお楽しみ」とニヤリ。土村は「こんなに重厚感のあるずしっとくるシーンを日々取っているにもかかわらず現場が明るい。スタッフのみなさんも中がよくひとつの方向に突き進んでる」と手応えをみせていた。

　テレビ大阪では毎週水曜深夜0時、BSテレ東では毎週水曜深夜0時30分放送。テレビ北海道、テレビ愛知、テレビせとうち、TVQ九州放送でも放送される。