『京都国際映画祭』の名誉実行委員長を務めていただいた中島貞夫監督が、今年6月11日に死去した。『京都国際映画祭2023』（10月13日〜15日、京都市内を中心に開催）で、功績をたたえ 、数多くの中島監督作品の中から、生前に監督自身が好きな作品に挙げていたタイトルを中心に、中島監督を偲ぶトークゲストなどを迎え『中島貞夫監督追悼上映企画』を開催することが発表された。

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　上映されるのは『日本暗殺秘録』、『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』、『892愚連隊』、『狂った野獣』、『序の舞』となる。『日本暗殺秘録』は13日、『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』は14日に上映・アフタートークが行われ、その他の作品は今後発表される。

■名取裕子コメント
　中島貞夫監督とは映画『序の舞』からご一緒させていただきました。任侠物とは180度違う母子の愛と女流画家の苦難を描く作品でしたが 、監督は意気揚々と現場をけん引してくださいました。ご一緒した映画祭でのお茶目なお姿やお歳を重ねても時代劇に対する青年のような情熱のあふれる方でした。今回、京都国際映画祭へ、監督との思い出と共に参加させていただきます。ぜひ天国から私たちを、映画を見守っていてくださいませ。
合掌