20日、京セラドームでオリックス・バファローズ対千葉ロッテマリーンズ戦が行われ、オリックスがロッテを6対2で下し、リーグ3連覇を果たした。ビハインドで迎えた7回に一挙6点で形勢を逆転。本拠地での優勝は、1996年のグリーンスタジアム神戸以来、27年ぶりとなった。大のオリックスファンとして知られる、お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右、笑福亭松喬、チキチキジョニー・石原祐美子が喜びのコメントを寄せた。

　岡田は「ワォ！パリーグ3連覇。今のオリックスは1軍2軍という枠がない、レギュラーがいない。つまり全員にチャンスがある。全員野球、それを一年間しっかりやりくりし勝利に導いてくれるのが中嶋監督。オリックス黄金時代開店ガラガラ！」と自身のネタを交えて喜びを爆発させた。

　松喬は「中嶋監督のセンスが光る、扇の要の起用法。森友哉のFA入団が決まった時、正直喜べなかった。同学年の若月と森は犬猿の仲になると思った。初春、宮崎キャンプで山本由伸を最初にウケたのは森だった。中嶋監督は『レギュラーは森に決めた』と思った。ところがシーズンに入ると、山本には若月、宮城には森。監督は絶対にこれを崩さない。若月のプライドを守り、森の闘志に火をつけた。捕手出身の監督だからこそ成せる業である。2人は互いの欠点を指摘し合うほど仲良くなった。9／9山本由伸がノーノーを達成すれば次の日、宮城が8回1安打に抑える。若月と森の切磋琢磨がORIXの投手王国を支えている。9／4若月は『FA権を行使せず残留』を早々に表明した。翌日の神戸の夜空に若月コールが響き渡った。2人の『オオギの要』を自在に操る中嶋監督。これこそORIX伝統のオオギ（仰木）マジック！3連覇本当におめでとうございます！」とあふれる思いをしたためた。

　石原も「昨日のヒーローインタビューで杉本裕太郎選手が『明日決めまーす！』と力強く言ってくれたおかげで、今日も枯れかけた声を振り絞って応援することができました。今日なんとしても決めるという気迫がチーム全体から伝わってきて、かっこよすぎてめちゃくちゃ痺れました。周りのファンの方々と喜びを分かち合えて最高にうれしいです。そして京セラドーム大阪で選手のみなさんのとびきりの笑顔を見られたことがなによりのご褒美です。三連覇おめでとうございます！そしていつもありがとうオリックス・バファローズ！！大好きやーーー！！！」と呼びかけた。