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アイナ・ジ・エンド、地元の大阪アメ村で突如“凱旋唱” 3000人駆けつけ『キリエのうた』に酔いしれる

 元BiSHのソロシンガー、アイナ・ジ・エンドが17日、路上ミュージシャン“Kyrie”(キリエ)として大阪・心斎橋のアメリカ村(アメ村)でゲリラライブを開催した。

アイナ・ジ・エンド、大阪アメリカ村で“キリエ”として凱旋唱  Photo by sotobayashi kenta

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 大阪出身のアイナは、岩井俊二監督最新作となる映画『キリエのうた』(10月13日公開)で、主人公・キリエ役を演じる。同作公式X(旧ツイッター)で16日に「『明日は大阪にいます』キリエ」という文言がギターケースの画像を添えて投稿され、ファンがざわついた。

 詳細な場所は明かされず、アイナが自身のアカウントで「#キリエちゃんどこ」と呼びかけると、多くのファンがアメ村三角公園と予想。イベント開始の約1時間前に公式Xで正式に場所・時間が発表され、さらに熱気が高まった。

 そしてステージが開き、アイナがアメ村に突如凱旋すると、大歓声。生バンドの演奏と共にアイナがキリエの歌声を響かせると会場は一気にひきこまれ、楽曲に酔いしれた。

 1曲目に映画の主題歌「キリエ・憐みの賛歌」を歌い終えると、アイナは「はじめまして、アイナ・ジ・エンドです。きょうはキリエとして来ました。10月13日に岩井俊二監督の最新映画『キリエのうた』が公開されます。今歌った曲は小林武史さんが書いてくれた曲です。とてもうれしいです。きょうは最後まで楽しんでいってください」とあいさつ。

 そして「なんか、デカい映画に出ます」と話し会場を沸かせ、「皆さん、よくここが分かりましたね!?」と観客に問いかけた。

 その後、10月18日にKyrie名義で発売となるニューアルバム『DEBUT』(デビュー)より「幻影」「燃え尽きる月」を2曲続けてしっとりと歌い、劇中歌であるこの2曲は本日初披露となった。

 劇中のキリエがそのまま飛び出してきたかのような歌唱に、アメ村集まった観客はもちろん、通りかかった人々も、会場全体が一体に。そして、「次が最後の曲になります」と告げると、残念がる声が上がる中、ラストの「名前のない街」を柵から身を乗り出すように、観客に語りかけるように歌い上げた。

 予告でも印象的に使用されている楽曲「名前のない街」を歌い終え、会場全体がキリエの魂の歌声の余韻に包まれ、“キリエコール”で会場の盛り上がりは最高潮に達し、フォトセッションも実施。アイナが「『キリエのうた』観に来てくれる人〜!?」と問いかけると、集まった3000人の観客は「は〜い!!」と大きな声で応えた。

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