嵐の松本潤が主演する大河ドラマ『どうする家康』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の追加キャストとして、「幕府政治の裏側で暗躍するフィクサー」金地院崇伝を演じる田山涼成の出演が決定した。
今作が初大河となる松本は、誰もが知る偉人・徳川家康を演じる。国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし、三河(みかわ)武士の熱意に動かされ、弱小国の主(あるじ)として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込む。そして豊臣秀吉、黒田官兵衛、真田昌幸、石田三成と次々と現れる強者(つわもの)たちと対峙し、死ぬか生きるか大ピンチをいくつも乗り越えていく。
25年ぶり、5作目の大河ドラマ出演を果たす田山涼成が演じる金地院崇伝は、臨済宗の高僧。西笑承兌の推薦により、徳川幕府の政治顧問となり、外交や寺社行政を担当、武家諸法度などの起草を手掛ける。方広寺鐘銘事件や家康を神格化する上でも大きな発言力を持つ。
――演じる人物の印象はいかがですか?
金地院崇伝という名前を、これまで僕は聞いたことがなかったのですが、崇伝は自分が家康の信頼を得ていることは重々承知していて、大きな権力を持つ家康の知恵袋なんだという自負もある男だと感じています。まあ、そう勘違いしているだけかもしれませんけれど(笑)、誰に対してもハッキリものを言うような、そういう第一印象を持ちました。家康の政治顧問で、今で言う高級官僚、キャリアのような人間だと聞いているので、舞台のように強い発声で、声をガッと前に出すような演じ方がいいのかなと思っています。それが崇伝の自信の表現にもなればなと。
最近の映像作品で主流のお芝居とはちょっと違うので、「僕だけ古い芝居になってしまうかも?」という不安もあるんですけれど、そういう芝居は僕の中で、ある種「大河ドラマらしさ」にも通じるように感じています。あと、僕は顔立ちが柔らかめなので、わりと良い人の役をいただくことが多いのですが、今回、悪役とは言いませんが“フィクサー”とのことで、そこも楽しみですね。自分の顔に負けないように、“フィクサー”を強く演じたいと思っております。
――『徳川慶喜』以来、25年ぶりの大河ドラマです。今作のオファーを受けた際のお気持ちはいかがでしたか。
わたくし、三英傑が出た愛知の出身ですので、子供のころから信長、秀吉、家康に親しんできました。ですから「どうする家康」の制作が発表されたとき、「これはもしかしたらオファーが来るかも!?」と期待していたのですが、特にお話もなく(笑)。それが、最終盤にお話をいただけて、非常にうれしく思います。もちろん、崇伝は愛知の生まれではないのですが、役柄がどうこうというのとは別に、自分の中で培われた土地柄のようなものが、この大河と引き合わせてくれたのかなと感じています。
――崇伝が仕える家康役の松本潤さんとは度々共演されていますが、いかがですか。
もともと松本さんとは、『ごくせん』というドラマで、彼が生徒役、僕が校長先生で初めて共演しました。そのあと、映画『ピカンチ』では親子役もやっています。どう考えても、松本さんが僕の子どもとしては生まれて来ないだろうと思うんですが(笑)。そんなふうに若手の頃から見てきた松本さんと、今回はまた時代劇、大河ドラマという新しい場所で共演できることがうれしいですね。
『どうする家康』の中でも、第1回のころ「どうすればええんじゃー」と叫んでいた姿から、最近の放送で見る家康は別人のように変わりました。松本さん自身が、役者として大きく変化しているのが伝わってきていますので、とにかくご一緒するのが楽しみです。
今作が初大河となる松本は、誰もが知る偉人・徳川家康を演じる。国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし、三河(みかわ)武士の熱意に動かされ、弱小国の主(あるじ)として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込む。そして豊臣秀吉、黒田官兵衛、真田昌幸、石田三成と次々と現れる強者(つわもの)たちと対峙し、死ぬか生きるか大ピンチをいくつも乗り越えていく。
25年ぶり、5作目の大河ドラマ出演を果たす田山涼成が演じる金地院崇伝は、臨済宗の高僧。西笑承兌の推薦により、徳川幕府の政治顧問となり、外交や寺社行政を担当、武家諸法度などの起草を手掛ける。方広寺鐘銘事件や家康を神格化する上でも大きな発言力を持つ。
――演じる人物の印象はいかがですか?
金地院崇伝という名前を、これまで僕は聞いたことがなかったのですが、崇伝は自分が家康の信頼を得ていることは重々承知していて、大きな権力を持つ家康の知恵袋なんだという自負もある男だと感じています。まあ、そう勘違いしているだけかもしれませんけれど(笑)、誰に対してもハッキリものを言うような、そういう第一印象を持ちました。家康の政治顧問で、今で言う高級官僚、キャリアのような人間だと聞いているので、舞台のように強い発声で、声をガッと前に出すような演じ方がいいのかなと思っています。それが崇伝の自信の表現にもなればなと。
最近の映像作品で主流のお芝居とはちょっと違うので、「僕だけ古い芝居になってしまうかも?」という不安もあるんですけれど、そういう芝居は僕の中で、ある種「大河ドラマらしさ」にも通じるように感じています。あと、僕は顔立ちが柔らかめなので、わりと良い人の役をいただくことが多いのですが、今回、悪役とは言いませんが“フィクサー”とのことで、そこも楽しみですね。自分の顔に負けないように、“フィクサー”を強く演じたいと思っております。
――『徳川慶喜』以来、25年ぶりの大河ドラマです。今作のオファーを受けた際のお気持ちはいかがでしたか。
わたくし、三英傑が出た愛知の出身ですので、子供のころから信長、秀吉、家康に親しんできました。ですから「どうする家康」の制作が発表されたとき、「これはもしかしたらオファーが来るかも!?」と期待していたのですが、特にお話もなく(笑)。それが、最終盤にお話をいただけて、非常にうれしく思います。もちろん、崇伝は愛知の生まれではないのですが、役柄がどうこうというのとは別に、自分の中で培われた土地柄のようなものが、この大河と引き合わせてくれたのかなと感じています。
――崇伝が仕える家康役の松本潤さんとは度々共演されていますが、いかがですか。
もともと松本さんとは、『ごくせん』というドラマで、彼が生徒役、僕が校長先生で初めて共演しました。そのあと、映画『ピカンチ』では親子役もやっています。どう考えても、松本さんが僕の子どもとしては生まれて来ないだろうと思うんですが(笑)。そんなふうに若手の頃から見てきた松本さんと、今回はまた時代劇、大河ドラマという新しい場所で共演できることがうれしいですね。
『どうする家康』の中でも、第1回のころ「どうすればええんじゃー」と叫んでいた姿から、最近の放送で見る家康は別人のように変わりました。松本さん自身が、役者として大きく変化しているのが伝わってきていますので、とにかくご一緒するのが楽しみです。
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2023/09/15