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香港映画『毒舌弁護人』楽天グループが設立したコンテンツレーベルの配給で日本公開決定

 『私のプリンス・エドワード』、『縁路はるばる』、『星くずの片隅で』など、新世代香港映画が続々と日本で公開され、新たな香港映画ブームが起こっている。新たに日本公開が決定したのは、香港映画の歴代興行収入を更新した(2023年9月1日時点)映画『毒舌弁護人〜正義への戦い〜』。10月20日より東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開となる。

香港映画『毒舌弁護人〜正義への戦い〜』10月20日より全国順次公開決定

香港映画『毒舌弁護人〜正義への戦い〜』10月20日より全国順次公開決定

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 現地では今年の旧正月に合わせて公開され、香港映画史上初の1億香港ドル(約17億円※同2月21日時点)を突破し、最終的に1.21億香港ドル(約22億円※同6月16日時点)を記録する大ヒットとなった。

 中国本土の映画市場の急成長によって、迷走し続けてきた香港映画界だが、この数年間、大きな変化が起こり、激動の社会変化を経験した香港市民は、“香港”という町に対する帰属意識が強くなっていると言われている。その勢いを体現し、香港映画の“新記録”を生み出したのが、本作。

 50代の治安判事ラム・リョンソイは、新しい上司の気分を害したことで、職を失ってしまう。友人の勧めもあり、法廷弁護士として復活したラムがはじめて手掛けた事件は、複雑には見えない児童虐待事件だったが、予想外の展開を見せ、ラム・リョンソイとパートナーの若い女性法廷弁護士のフォン・カークワンは、大きな権力闘争に巻き込まれていく。正義が失われた法廷で、人々のために、香港のために、必死に戦う“毒舌”弁護士の活躍を通じて、生涯忘れられない至極の感動を与えるエンタメ大作となっている。

 監督・脚本を務めるのは、香港のアカデミー賞と呼ばれる「香港電影金像奨」に過去4度ノミネートされているジャック・ン。ジャック・ンは、香港映画のヒットメーカーであるダンテ・ラム監督作品の脚本を何作も担当し、21年にはリョン・ロクマン監督の話題作『アニタ』でも脚本家として参加。本作は彼の監督デビュー作となる。

 主演を務めたのは香港の国民的スター、ダヨ・ウォン。近年主演した映画『棟篤特工(原題)』(18年)、『6人の食卓』(22年)など、ヒット作に連続で出演している。

 なお、本作は楽天グループが国内外でIP(知的財産権)を包括的にプロデュースするために設立したコンテンツレーベル「Rakuten Content Central」(楽天コンテンツセントラル)によって配給される。

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