新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』のBlu-ray&DVD発売に先駆けて、コレクターズ・エディションに収録される合計12時間を超える映像特典の中から、「メイキングドキュメンタリー 『すずめの戸締まり』を辿る」一部がYouTubeで公開された。
映画『すずめの戸締まり』が完成するまでの約2年間の制作過程を追ったメイキングドキュメンタリー。初号試写で新海監督は「バトンのパスを繰り返していくのがアニメーションの作業」だと語ったといい、監督による企画書から始まり、脚本作業、プロデューサーたちも交えたコンテ会議、スタジオでのアニメ制作やアフレコなど、次々とバトンがパスされていく様子をカメラで捉えていった。
公開された動画は、制作編、アフレコ編、音楽編の3本。
制作編では、監督の数行のメモを元にキャラクターたちが構築されていく様子を垣間見ることができる。監督、キャラクターデザイン、作画監督と併走する助監督の仕事にも触れていく。“ミミズの赤”と“闇の青”のような「対比」を生かし、新海作品の特徴でもある精緻で美しい背景を生み出す美術や、未知の現象であるミミズを具現化する方法を模索するキャラクター演出など、多くのスタッフによって『すずめの戸締まり』が作られてきたことがよくわかる。
アフレコ編では、監督と納得いくまで話し合い、キャラクターの心情を丁寧に読み解いてからアフレコに臨むすずめ役の原菜乃華と草太役の松村北斗(SixTONES)の姿を見ることができる。原は、たった一言の「待って」をさまざまな演技で繰り返し、松村は作中屈指の名せりふを監督のアドバイスでさらに迫真のものとしていく。
音楽編では、映画音楽作曲家の陣内一真が、この作品の“色”を決める最初のミミズのシーンを皮切りに楽曲に取り掛かり、アビー・ロード・スタジオなど海外でもレコーディングが行われた様子を記録していく。「すずめ feat.十明」 とともに観客と作品を結びつける役割を託された「カナタハルカ」誕生秘話もRADWIMPSから語られる。
本作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描いた冒険物語。昨年11月11日に公開され、国内興行収入148.6億円、海外では興行収入290億円を突破する大ヒットを記録し、Blu-ray&DVDの発売を記念して、9月20日から10月5日まで、全国100館で“おかえり上映”が実施される。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
映画『すずめの戸締まり』が完成するまでの約2年間の制作過程を追ったメイキングドキュメンタリー。初号試写で新海監督は「バトンのパスを繰り返していくのがアニメーションの作業」だと語ったといい、監督による企画書から始まり、脚本作業、プロデューサーたちも交えたコンテ会議、スタジオでのアニメ制作やアフレコなど、次々とバトンがパスされていく様子をカメラで捉えていった。
公開された動画は、制作編、アフレコ編、音楽編の3本。
制作編では、監督の数行のメモを元にキャラクターたちが構築されていく様子を垣間見ることができる。監督、キャラクターデザイン、作画監督と併走する助監督の仕事にも触れていく。“ミミズの赤”と“闇の青”のような「対比」を生かし、新海作品の特徴でもある精緻で美しい背景を生み出す美術や、未知の現象であるミミズを具現化する方法を模索するキャラクター演出など、多くのスタッフによって『すずめの戸締まり』が作られてきたことがよくわかる。
アフレコ編では、監督と納得いくまで話し合い、キャラクターの心情を丁寧に読み解いてからアフレコに臨むすずめ役の原菜乃華と草太役の松村北斗(SixTONES)の姿を見ることができる。原は、たった一言の「待って」をさまざまな演技で繰り返し、松村は作中屈指の名せりふを監督のアドバイスでさらに迫真のものとしていく。
音楽編では、映画音楽作曲家の陣内一真が、この作品の“色”を決める最初のミミズのシーンを皮切りに楽曲に取り掛かり、アビー・ロード・スタジオなど海外でもレコーディングが行われた様子を記録していく。「すずめ feat.十明」 とともに観客と作品を結びつける役割を託された「カナタハルカ」誕生秘話もRADWIMPSから語られる。
本作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描いた冒険物語。昨年11月11日に公開され、国内興行収入148.6億円、海外では興行収入290億円を突破する大ヒットを記録し、Blu-ray&DVDの発売を記念して、9月20日から10月5日まで、全国100館で“おかえり上映”が実施される。
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2023/09/06