俳優の沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『科捜研の女 season23』（毎週水曜　後9：00）の第4話がきょう6日に放送される。第4話には、前シーズンに初登場した松下由樹演じるたたき上げ刑事・篠宮小菊が再登場。物理研究員・君嶋直樹（小池徹平）とコンビ（？）を組む。劇中に登場する京料理の数々も見どころだ。

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　松下演じる小菊は、京都府警捜査第三課の刑事。所轄時代から窃盗事件を追い続けてきた、“盗犯”ひと筋のたたき上げだ。土門薫（内藤剛志）以上に“旧タイプ”の刑事といわれ、前シーズンではAIを敵視して榊マリコ（沢口）と激しく激突したが、最後にはお互いの信条を認め合うまでに…。

　そんな小菊が絡んでくる第4話では、イベント会社社長が殺害される事件が発生。マリコらの鑑定の結果、被害者の胃から“京料理”の食材がズラリ検出される。そこへ小菊が持ち込んだのが、窃盗常習犯が逃走の際に捨てたバッグ。その中から被害者の血痕のついた“京グルメガイド本”が見つかり、2つの事件がつながっていく。

　マリコたちは被害者の足取りをたどるべく、彼が死の直前に食事をとった店を捜索。一方、小菊は窃盗犯の行方を追うが、そこへ君嶋が小菊と一緒に聞き込みさせてほしいと言い出すと言う展開に。

　昨年の出演時、「さすが見ごたえある！」「ハマっていた！」と“科捜研ファン”をうならせた百戦錬磨の松下が、今回もまた、厳しくも温かいまなざしを持つ刑事・小菊を生き生きと演じる。

　そして今回、事件の鍵を握るのは、“京都グルメ”。鰻（ウナギ）、すっぽん、鱧（ハモ）、グジ（アカアマダイ）などの高級食材や、賀茂ナス、金時ニンジンなどの京野菜を使った、美しくも滋味に富んだ京料理がズラリ登場する。さらに、日々街に出て窃盗犯を捕まえてきた小菊だからこそ知る、意外な“隠れ名物グルメ”も紹介。“京都グルメ総登場の1時間”が展開する。