世界で最も有名なファッションドールをグレタ・ガーウィグ監督がマーゴット・ロビー主演で実写化した『バービー』（公開中）が、本国アメリカで“めちゃくちゃ”ヒットしている。7月21日より全米公開され、8月23日の時点で全米累計興行収入が5.75億ドル（約840億円）を突破。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』（5.74億ドル）を超え、今年の全米累計興行収入ランキングの1位に躍り出た。

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　驚くべき点はそのスピード。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が138日かけて興行収入を積み上げていったのに対して、『バービー』は公開からわずか34日での達成となり、爆発的に大ヒットしていることがうかがえる。今後もどこまで記録を伸ばしていくか注目だ。（※数字は全てBoxOfficeMojo参考、日付は現地時間）。

　日本では8月11日より公開され、2週目となった週末の興行成績は、新作が公開される中、先週に続いてTOP10内にランクイン。首都圏及び大阪・福岡などの地域では先週対比100%以上の劇場が続出し、全国の約50劇場で土日いずれかの興行収入がアップするなど、米国ほどではないが、口コミ効果によりトレンドに敏感な若年層の支持を集めている。

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