俳優の本郷奏多と大沢一菜がW主演を務める、テレビ東京木ドラ24『姪のメイ』（9月7日スタート、毎週木曜　深0：30〜）のメインビジュアルとレギュラーキャストが14日、公開され、田中美奈子、川田広樹（ガレッジセール）、橋本淳、清水葉月、土居志央梨、岩田奏、真飛聖、竹原ピストル、関智一、須藤理彩が出演することが発表された。

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　今作は、姉夫婦を事故で亡くした主人公・小津（本郷）が姪っ子・メイ（大沢）を1ヶ月だけ引き取ることになり、福島へ仮移住するひと夏の出来事を描いたヒューマンコメディー。都会で育った現代的な思考をもつ32歳独身男子と芸術家肌で達観した12歳の女子というミスマッチな2人の距離の変化を描く。

　公開されたメインビジュアルでは、福島に来て間もないときの小津とメイがぎこちなくたたずんでいる。その姿は、これから2人に巻き起こるいろいろな出来事への期待を彷彿（ほうふつ）とさせる。小津が、メイや福島で出会う人々との触れ合いの中でどのように成長していくのか、期待を感じさせるビジュアルに仕上がった。さらに、2人の役写真と福島の壮大な景色が彩るオフショットも公開された。

　平田幸枝役の田中は「富岡町でワイン農園を経営する平田ママを演じました。大好きな福島の本当の意味での復興を目指し、撮影が終わっても私は福島に足を運び続けます。この作品が、皆さんの“勇気の一歩”を踏み出すきっかけとなってくれたらと願うばかりです」とコメント。平田建一役の川田は「頼れる地元の農家の先輩という役だったんですが頼れる存在になっていたのか自分でもわかりません。ちょっぴり笑えて、ちょっぴり切ないハートフルコメディーです。ぜひ、大切な人と見てください」と呼びかけた。

　岩倉虎彦役の橋本は「対人の距離感が不思議な上になんだかモサモサとつかみどころのない青年として、福島の広大で長閑な土地で、ちょっぴりゆるいシュールなコメディーを撮影しました」と回顧。山下真理子役の清水は「真理子は友人の容子の誘いで福島へ移住してきました。生きていればみんな何かを抱え、それでも前を向き、互いを補いながらもやさしく軽やかに寄り添ってくれる、そんな物語です」と伝えた。

　上原容子役でドラマ初出演の土居は「容子の作業場のシーンは川内村のカフェをお借りしたのですが本当にすてきな空間で、風の音とひぐらしとウグイスの声に包まれて、なんだかうそみたいにぜいたくな時間でした」と言い、平田純役の岩田は「純は反抗期で、両親やメイ、小津に対して最初は素っ気ない態度をとっていて、コメディーパートも少なく暗い印象かもしれませんが、心の中で想っている家族への愛に注目して見てみると、その印象が少しづつ変わるかなと思います」と見どころをアピールした。

　坪野恵役の真飛は「日頃ロボットを研究しているのですが坪野自体がロボットっぽいというか、あまり人と交われない性格でひと癖ある人物です。でも、福島の未来を坪野なりに人とは違う角度から考えて日々過ごしているので、福島のすばらしいロケーションと共にその辺りも見ながら楽しんでもらえたらうれしいです」と紹介。赤井雄志役の竹原は「あの街でみんなで楽しく過ごしてきた！というような、なんとも自然体な、居心地の良い日々」と撮影をなつかしんだ。

　関は「メイの父、春日部勇人役を務めます関智一です。懸命に頑張るメイちゃんを、ちょっと変わった方法で温かく見守ります」と期待を高め、須藤は「メイちゃんのお母さん役をやらせていただきます。福島の方々との出会いで、メイと小津がどう成長するのか、福島ののどかな自然と共に楽しんでいただけたら」と願いを込めた。