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NHK、ロッキン開催場所先行報道に反省「ご指摘を真摯に受けとめて…」 報道経緯も説明「広く伝える意義があると判断」

 野外フェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023』が来年、茨城県ひたちなか市でも開催される方向で最終調整しているとNHKが報じた件で、同フェスの公式サイトは、NHK水戸放送局からの返答文を公開した。

『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023』ロゴ

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 ROCK IN JAPAN FESTIVAL事務局は10日、2024年の野外フェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』について、8月に千葉市蘇我スポーツ公園、9月に茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で開催すると公式サイトで発表。しかし、この発表をめぐっては、一部マスコミが先行して報じ、主催者側が抗議の声明を発表するなどSNSを中心に話題となっていた。

 そんな中で主催者側の抗議と騒動が大きくなったこともあってか、「NHK水戸放送局より返答がありましたので公開します」と題して、NHKからの返答文を公開。

 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023 総合プロデューサー 渋谷 陽一様 平素よりNHKの放送と事業にご理解を賜りまして、誠にありがとうございます。「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」は、国内最大規模の野外音楽フェスティバルで、開催場所が2022年から千葉市内に変更されたあとも、茨城県内では「国営ひたち海浜公園」での再びの開催を待ち望む声があり、地元のNHK水戸放送局としましても、音楽ファンはもとより、地域振興に与える影響など、様々な側面から非常に関心が高いと考え、取材を重ねてきました」。

 「今回の報道は、関係者への取材により、来年のイベントを国営ひたち海浜公園でも開催する方向で最終調整されていることがわかったため、広く伝える意義があると判断し、お伝えしたものです」と先行して報道した理由を説明。

 「一方で、開催について、関係者の皆様が様々な調整を重ねてこられた実情をくみ取り切れておらず、ご指摘を真摯に受けとめて、今後の報道に生かしてまいります」と反省を記した。

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