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ジャニーズWEST重岡大毅、初の映画単独主演 東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』映像化【コメントあり】

 人気グループ・ジャニーズWEST重岡大毅の映画単独初主演作となる『ある閉ざされた雪の山荘で』が、2024年新春よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開されることが決定した。

東野圭吾の小説『ある閉ざされた雪の山荘で』初の映像化。重岡大毅が映画単独初主演 (C)2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会  (C)東野圭吾/講談社

東野圭吾の小説『ある閉ざされた雪の山荘で』初の映像化。重岡大毅が映画単独初主演 (C)2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 (C)東野圭吾/講談社

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 原作は、国内累計発行部数が1億部を突破した“国民的作家”東野圭吾が1992年に発表し、トリックや人物描写の複雑さから映像化は不可能と長年思われていた同名長編小説(講談社文庫)。監督・脚本は、『荒川アンダーザブリッジ』(12年)、『ステップ』(20年)、『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』(21年)などを手がけてきた飯塚健が手がけた。

 登場人物は、7人の役者たち。新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考で彼らが“演じる”シナリオは、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件。出口のない密室で一人、また一人と消えていくメンバーたち。果たしてこれは、フィクションか? それとも本当の連続殺人か? 彼らを待ち受ける衝撃の結末とは――。

 今回の実写映画化について東野自身も「想像もしていなかった」と、仕上がりに不安を覚えていたことを明かしつつ、試写を鑑賞した後には「それは全く杞憂(きゆう)でした」と言い切り、映画の完成度の高さを絶賛。原作者も「見事」と太鼓判を押すサスペンス・エンターテインメントが誕生した。

 主演を務める重岡は、ジャニーズWESTのメンバーとして活動しながら、数多くの映画やドラマに出演。本作では、オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である主人公・久我和幸を演じる。原作からはキャラクター性が異なる主人公を、“重岡ならでは”の表現に落とし込み、見事に演じ切った。

 出演に際し、「自分がまさか出演できるなんて思ってもみなかった」という重岡。台本を受け取り「謎が何重にも張り巡らされていて全く結末が予想できなくて、本当に最後の最後までどうなるかわからなかった」と夢中になって読んだことを明かしている。完成した作品を観て、「物語の内容を知ってるはずやのに、すごく引き込まれました。観ていて、次に何が起こるんだろう? この先何が起こるんだろう?とハラハラする作品」と自信をのぞかせている。

 密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒とうの展開を見せる物語を、映画として見事に描き切った飯塚監督の手腕を、原作の東野も「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と称えている。

 スクリーンに映る全てが伏線。二転三転、幾重にも張り巡らされたトリック。演技と嘘、そして隠された過去が交錯し、“謎解き”の枠を超えた衝撃のラストが訪れるサスペンス・エンターテインメントの幕開けを告げる特報映像も解禁となった。

■主演:重岡大毅(久我和幸 役)のコメント(全文)

 昔から東野圭吾さんの小説はいくつか読んだことがあり、自分がまさか出演できるなんて思ってもみなかったので、オファーを受けた時はすごくうれしかったです。いただいた脚本は、謎が何重にも張り巡らされていて全く結末が予想できなくて、本当に最後の最後までどうなるかわからなくて、それこそ小説を読んでいるような感覚で読み込みました。

 完成した映画は、物語の内容を知ってるはずなのに、すごく引き込まれました。
それは僕以外の役者さんの力もすごくあったし、あとはスタッフさん、監督の力があって、そこに一緒になって自分もいられたというのが、妙に感動したというか、うれしく思いました。

 観ていて、次に何が起こるんだろう? この先何が起こるんだろう?とハラハラする作品だし、物語に出てくる役者たちは何かに向かって、夢に向かって、もがいて、必死に生きてる人たちだから、そこに共感してもらえると思います。物語がどうなっていくかという最後の結末まで、是非映画館で観ていただきたい。きっと楽しんでもらえると思います。

■監督・脚本:飯塚健のコメント

 東野さんが作られた庭園を、平成の序盤から令和仕様に手入れする。それが監督としての使命だったように思います。枝葉を一つ切るにしても、慎重になる作業でした。また、ミステリというジャンルを扱うことも私のフィルモグラフィーからすると挑戦でしたので、楽しませていただきました。ぜひ劇場で二回、ご覧ください。

■原作:東野圭吾のコメント

『ある閉ざされた雪の山荘で』は、約三十年前に書いた作品です。携帯電話は普及しておらず、インターネットもない時代です。
私は作家として芽が出ず、少しでも話題になろうとミステリへのチャレンジを続けていました。
その中でも本作は、特に突拍子もない設定の物語だと自負しています。
それを映像化しようと考える人がいるとは、当時は想像もしませんでした。
原作をお読みになった方ならばおわかりでしょうが、極めて高い演出力と演技力が要求されるはずです。

果たしてうまくいくのだろうかと不安を覚えながら拝見しました。
しかしそれは全く杞憂でした。
トリッキーな世界観が監督の手腕によって完璧に成立させられており、
そこを舞台とする役者さんたちの演技も見事でした。これぞミステリ映画です。
口コミはネタバレなしでお願いします。

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  1. 1. ジャニーズWEST重岡大毅、初の映画単独主演 東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』映像化【コメントあり】
  2. 2. ジャニーズWEST重岡主演『ある閉ざされた雪の山荘で』、中条あやみら新キャスト発表【コメント全文】

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