任天堂のゲームキャラクター「スーパーマリオブラザーズ」を原作とする、1993年に公開された映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』が、公開30周年を記念して9月15日より4Kレストア版として再上映されることが決定した。

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　同作は、ハリウッド版・スーパーマリオとして巨費50億円を投じて製作されたもので、マリオ＆ルイージ、ヨッシー、クッパがニューヨーク、そして異世界（アナザーワールド）を舞台に大活躍するストーリー。

　ニューヨーク、マンハッタンで配管工を営むマリオとルイージの兄弟が、地下帝国を支配するクッパ大王に戦いを挑む大冒険で、製作はアカデミー賞受賞プロデューサーであるローランド・ジョフィ（『キリング・フィールド』）とジェイク・エバーツ（『ダンス・ウィズ・ウルブズ』）が務め、彼らの指揮のもと、音楽アラン・シルヴェストリ（『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ）、撮影ディーン・セムラー『マッドマックス2』）ほか、一流スタッフが結集。北米配給は大手配給会社が展開し、同年夏最大の注目作となった。

　今回のロードショーでは2023年夏に完成したばかりの最新4Kレストア版で上映する。

■出演キャスト
ボブ・ホスキンス(マリオ 声:富田耕生）
ジョン・レグイザモ(ルイージ 声:辻谷耕史）
デニス・ホッパー(クッパ 声:穂積隆信)
サマンサ・マシス(デイジー 声:日高のり子）
フィオナ・ショウ(レナ 声:来宮良子）
フィッシャー・スティーヴンス(イギー 声:井上和彦）
リチャード・エドソン(スパイク 声:千葉繁）

■ストーリー
6500万年前、現在のニューヨーク・ブルックリンの地に巨大隕石が落下し、恐竜世界と人間世界は2つに引き裂かれてしまう。だが、絶滅したと思われていた恐竜は密かに進化し、地下に独自の世界を作り上げていった。

そして現代。何かに追われる1人の女性が、教会の前にとあるもの─1つの大きな卵と小さな石─を残して去って行く。教会のシスターたちの前で、卵からはなんと人間の赤ん坊が生まれた。

それからさらに20年──ブルックリンで配管工事を請け負うマリオとルイージの兄弟は、地下の下水路で化石発掘を行う調査チームのリーダーであるデイジーと知り合う。デイジーに惹かれたルイージを応援するため、マリオは恋人ダニエラと4人での外食をセッティングするが、謎の男2人が食事後のダニエラを誘拐し、さらにはデイジーまでもさらってしまう！

跡を追って地下に下りたマリオたちの前には、謎の入口に引きずり込まれるデイジーの姿が……。続けて飛び込むマリオとルイージ。その先には、巨大な地下空間に恐竜人の帝国が広がっていた。デイジーを探してさまよう彼らに、地下帝国の王クッパの手が迫る！