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ソニー・ミュージック、新たにコミックアプリをリリース YOASOBI楽曲の原作小説のコミカライズも

 ソニー・ミュージックエンタテインメントは1日、iOS、Android向けに電子コミック配信を目的としたコミックアプリ『コミックROLLY(ローリー)』をリリースした。

ソニー・ミュージックエンタテインメントが立ち上げた新たなコミックアプリ『コミックROLLY(ローリー)』

ソニー・ミュージックエンタテインメントが立ち上げた新たなコミックアプリ『コミックROLLY(ローリー)』

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 本アプリでは、フルカラーの縦読みコミック「webtoon」をはじめ、電子コミックをスマートフォンやタブレットで読むことが可能となっており、読者のニーズに応え、新規連載、無料作品、「チャージ¥0」作品を多数ラインアップ。登録なしでコミックを読むことも可能となっている。

 なかでも注目なのは、YOASOBIの楽曲「アンコール」の原作小説をコミカライズした『世界の終わりと、さよならのうた』(原作:水上下波、構成:RYO.、作画:香月心)。明日世界が終わる日を描いた原作に、終末に向かう7日間として新たに大幅加筆し、公開される。これ以外にもYOASOBIを生んだ小説投稿サイト『monogatary.com』の原作は13作品が進行中となっている。

 ソニー・ミュージックエンタテインメント デジタルコンテンツ本部の本部長・村田茂氏は、「スマホ・SNS・サブスクの普及、コロナ禍によるライフスタイルの変化など、電子書籍、特に電子コミックを取り巻く環境やユーザーの嗜好は大きく変化し、今や手のひらの中に世界が広がっています。コミックが持つ人種や性別を超越した“共感性”は、共通言語といえるかも知れません。そして、コミックには、音楽、アニメ、ゲームなどと同様に、世界を元気にする力があります」とコミックの持つ力について説明。

 その上で、「この素晴らしいエンタテインメントのワクワク感を、より快適に、そして新たな感動としてお届けするプラットフォーム『コミックROLLY』が完成しました。そして、コンテンツを創造しているクリエイターにとっての新しい表現の場でもあります。『コミックROLLY』は、私たちの『人々の人生を豊かにしたい』という想いの結晶です」と本アプリ誕生の経緯とそこに込めた想いを話した。

 なお、『コミックROLLY』の名称は、「縦読みコミックの読み手が、スピード感をもって流れるように読み進める様子をイメージ」「日本古来の書物のカタチである巻物をイメージ」「書き手と読み手をつなぐ役割を担うという意味=ロール(ROLE)」に由来する。

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