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『どうする家康』田辺誠一、演じた穴山梅雪の「誤解を少しでも晴らしたいと思い…」

 人気グループ・嵐の松本潤が主演する大河ドラマ『どうする家康』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)で穴山梅雪を演じた田辺誠一がコメントを寄せた。

大河ドラマ『どうする家康』の場面カット(C)NHK

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――穴山梅雪の人物像
穴山は歴史上「裏切り者」とも言われていますが、現実には人間は記号のようにひと言では表せないと思っています。一方から見れば正義でも反対から見ればそうではなく、どちらにも曲げられない正義があると思いますので、穴山なりの正義、熱を表現したいと思いました。そういった意味ではたとえ「裏切り者」と思われても、守りたい正義があったのではないかと思います。

そしてこの役を演じさせてもらう以上、そこに誤解がある場合、少しでも晴らしたいと思って演じました。あえて言うならば「裏切りではなく、領民の命を守るために主君とは別の道を歩む決意をした男」。

――武田家への思い
銃の登場で戦の仕方が180度変わりました。信長軍の圧倒的な銃の装備を目の当たりにした穴山は、辛いけれども現実を見て、負けを受け入れることができる強さを持っていると思いました。義理を欠いていると思われても、負けることで武田家と領民の命を守る。そういった意味ではとてもクレバーで気持ちの強い人だと思いました。

そして穴山は信玄公、そして勝頼を心から尊敬していたと思います。ですので勝頼に対する「裏切り」ではなく「別の道を選んだ」と解釈しています。現況を冷静に判断して負けを受け入れ、武田家と領民の活路を守りたい穴山。劇中では勝頼はそんな穴山の気持ちを理解してくれていて、穴山も最後まで諦めたくない勝頼の気持ちを理解していました。

勝頼は本来は武田家を順当に継ぐ立場にはありませんでしたが、甲斐の外の諏訪から来て家督を継ぎ、その重圧の中で存在を証明するために戦い続けるしかなかったのだと思います。ですので「勝頼と別の道を選んだ」シーン(第26回)の「諏訪大社のご加護を」というセリフは、嫌味ではなく、本心で言いました。

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