少子高齢化社会と言われる今だからこそ、向き合うべき制度である「成年後見制度」(2000年に発足)の問題を描きつつ、“時価6憶円”の値打ちがある伝説の真珠を巡る、ある家族の大騒動を描いた映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』が今秋、劇場公開されることが明らかになった。主演は、比嘉愛未と三浦翔平が務めた。 成年後見制度とは、家庭裁判所で選ばれた後見人が、認知症、知的障がい、精神障がいなどの理由で判断能力が不充分な状況にある方々に代わり、契約、各種の手続き、財産の管理を行う制度。1999年の成立以後、成年後見制度の利用者数が増える一方で、毎年、成年後見人等による不正トラブルが数多く明らかになっている。2014年をピークとして、減少傾向にあるが、毎年10億円を超える被害が出ている。
2023/07/26
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