俳優の山口智子(58)が19日、都内で行われた映画『春に散る』(8月25日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに登壇した。山口の実写映画出演は、『スワロウテイル』(1996年)以来27年ぶり。「浩市さんLOVEだから」と憧れの佐藤浩市(62)との共演のため、決意したと明かした。 山口は27年の月日について「時は早いですね」としみじみ。決意の理由を問われると「浩市さんLOVEだから」と自ら告白するも、照れ笑いで佐藤の肩をたたいた。そしてドラマ『LEADERS リーダーズ』(2014年)以来の共演となる佐藤について「俳優さんとして尊敬していて大好きだから。役も自分の感情と重なりながら、ご一緒できたのですごい幸せでした」と満面の笑顔を見せた。 一方、芝居には苦労もあったそう。「突然憧れの人が現われたら舞い上がると思って、テンション高い演技したら、監督から『グワって言うの辞めて』って。擬音語で『山口さん、ワーだから、ね?』って」と指摘があったと明かした。
2023/07/19