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【エンタメ言葉帳Vol.9】杏、パリから呼びかけ「お母さん、人の手を頼りましょう」「私はひとりでは子育てしていません」

 世間にあふれる番組やコンテンツの数だけ、数多くの言葉が紡がれている。そんなあふれる言葉の波の中から、気になるものを紹介する連載【エンタメ言葉帳】。第9回は、15日放送の日本テレビ系『マツコ会議』(毎週土曜 後11:00)における、昨年からフランス・パリと日本の拠点生活を始めたマツコ・デラックスとの会話を紹介していく。

杏  photo:筒井翼 (C)oricon ME inc.

杏  photo:筒井翼 (C)oricon ME inc.

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■3人の子どもとの生活「いろんな人にすがって生きている」 マツコ「みんなの意識、考え方を変えないと…」

 パリでの生活ぶりを話していく中で、杏は3人の子どもを持つ母として「特に子どもは守られていると思います。宝みたいにしてくれる。子どもが3人いると、手当がグッと上がったりとか…」と紹介。フランスの出生率も高い点が話題となり、マツコが「政策が手厚いからっていうのも一理あると思うけど、根底に昔の日本は兄弟5〜6人くらいいるのは当たり前っていうのがあったじゃない?ちょっと、その感覚がフランスは残っているというか…」と私見を述べていった。

 さらに、杏が「私も私自身の力でなんとかしているのではなくて、めちゃくちゃいろんな人に頼りに頼って、のたうち回っていろんな人にすがって生きているので。3人子どもがいてっていうことで『スゴいね』とたまに言っていただくことはあるんですけど…」と前置きした上で、次のように呼びかけていった。

 「お母さん、人の手を頼りましょう。私はひとりでは子育てしていません。できません。無理です(笑)。これを、声を大にして言いたいです。ここに移住してきて(感じることは)やっぱり日本のお母さん、ホントに頑張りすぎなところがあるので」

 その上で「(フランスは)中学に上がるまでは、必ず送迎が必要なので、いろんな人に頼ったり、ベビーシッター頼ったりっていうのは、当たり前の光景なので」と熱弁。マツコが「日本はホントに思う。お母さんに押し付けすぎだよね、すべてを。あれじゃあ、働きながら子どもを産もうなんて簡単に思えないじゃない?みんなの意識、考え方を変えないと、どんなに手当を出しても、結局それをお母さんひとりがやっていたら一緒じゃない?」と呼びかけると、杏も「ひとりで頑張っているわけではないので(笑)。(YouTube)撮影の時だけ、部屋をキレイにしています」と笑顔を浮かべた。

マツコ・デラックス (C)ORICON NewS inc.

マツコ・デラックス (C)ORICON NewS inc.

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■マツコ、子どもたちの生活に感慨 撮影中の子育て救った『キングダム』合宿

 小学生の双子の娘、幼稚園の息子のパリでの生活についても触れ「現地で生まれ育った子とすぐに同じレベルになれるかって言ったら、そうではないのですが、でも確実になじんでいる速度は、大人のそれとは違うなって思っていて。すごく楽しそうだし、面白いなと思います」と率直な思いを吐露。フランス語で授業などを受けているようで、マツコが「大人だったら、怖くてできないけど、子どもってすごいよね」と感嘆すると、杏も「たぶん、2年目くらいからはあっという間に、お母さん発音が違うよって言われるのは、避けて通れない」と声を弾ませた。

 映画『キングダム 運命の炎』の撮影を行っていた2年前、日本でパリでの新生活に向けた準備を行っている最中だったという杏だが「ちょうど、ゴールデンウィークの真っ最中だったんですよね。なので、保育園行ったりとか、ベビーシッターさんもご家庭があるので(頼れない中で)どうしようかなと思った時に、小中学校の同級生だったママ友たちで、みんなで合宿をしようと思って、キングダム合宿をしたんです」と回顧。

 この話を受けて、マツコは「どうやって人と付き合っているかっていうことよ。急に『協力して』って言っても、してくれるわけじゃないからさ、いかに普段から人を大事にして、生活しているのかっていうのが出るのよ」としみじみと語った。

 子育ての悩みを抱えているであろう人たちにやさしく呼びかける杏、それをしっかりと受け止めて、自らの思いを語っていくマツコから、さまざまなことに思いを馳せることができた。

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