俳優・歌手の木村拓哉、シンガー・ソングライターの大石昌良、お笑いコンビのティモンディが、NHK松山放送局制作で14日放送の『出張ひめDON！いろいろあって、いまがある』（総合、後7：30〜8：42　※愛媛県域）に出演する。

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　西日本豪雨から5年を迎え、番組では、被災地のこれまでの歩みと現在を見つめる。木村は、2018年の災害発生直後に宇和島吉田町で炊き出しを行い、被災者を勇気づけた。今回、5年ぶりに現地を訪ね、再会を果たす。それぞれの5年の間に何があったのか、今どんな思いで暮らしているのか、木村が直接言葉を交わし、心に寄り添っていく。さらに、あの日の炊き出しに込めた木村の思いが5年越しで明かされる。

　また、そろっての収録は、豪雨時のダム放流による肱川（ひじがわ）のはん濫によって、壊滅的な浸水被害を受けた「道の駅 清流の里ひじかわ」（大洲市）で行われた。地域拠点としてにぎわいを取り戻そうと地元住民が奮闘してきた同所に特設スタジオを構え、木村、大石、ティモンディの2人が5年間の歩みに思いはせる。

　愛媛・済美高校出身のティモンディは特設スタジオを飛び出し、道の駅をぶらり散歩。2人と同い年の地元酒蔵の蔵元や、被災からわずか2ヶ月で営業を再開した飲食店主らと出会い、力いっぱいエールを送る。宇和島市出身の大石は、ふるさとへの思いを込めたソロデビュー曲「ほのかてらす」をギター1本で弾き語る。

　四国4県に向けては、7月17日午前8時15分から放送。また、14日の放送後からNHKプラスで1週間見逃し配信が実施される。

■木村拓哉　コメント
西日本豪雨から5年、被災した一人ひとりにそれぞれの時間が流れ、歯を食いしばってふんばってきたこともたくさんあったと思います。今回、5年ぶりに被災した方々に再会しましたが、みなさんの笑顔がとても素敵で、愛媛に来て実際にお話を聞けてよかったと思っています。5年前、自分たちにできることは何かと考えて炊き出しに来たのですが、そこからさらに支援の輪が広がっていることも今回初めて知ることができて、とてもうれしく思いました。これからも、防災への意識を高め、お互いを思いやりながら頑張っていきましょう。『出張ひめDON！』ぜひご覧ください。

■大石昌良　コメント
私自身も宇和島出身ですが、今回の収録で被災した方々の生の声を聞き、家族を大切に思う気持ちや、地元を愛する気持ちにふれることができて、あらためて愛媛は素晴らしいところなんだと実感しました。なんだか父と母に電話したくなりましたね。これからも皆さんに元気を与えられるような歌い手になって、故郷に錦を飾れるよう、頑張っていきたいです。また、この番組を機に、防災への意識を改めて高めてもらえたらと思います。ぜ
ひご覧ください。

■ティモンディ　コメント
5年間、しんどい中でも前を向いて頑張っている被災した方々の姿を見て、愛媛の皆さんの強さを感じました。改めて、心から誇れる、自慢の地元だなと思いました。そして、真面目な気質の愛媛県民らしく、木村さんや大石さんの姿を見てガチガチに緊張されているのが印象的でした。まだまだしんどい時もあると思うので、一緒に乗り越えていけるよう、僕らも心をひとつに頑張っていきます。愛媛の皆さんなら、「やればできる！」。