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【エンタメ言葉帳Vol.6】“カレーパン”若林&“たまごサンド”山里のかけあい 水卜麻美「勝手に応援して、尊敬して、見守っていきたい」

 世間にあふれる番組やコンテンツの数だけ、数多くの言葉が紡がれている。そんなあふれる言葉の波の中から、気になるものを紹介する連載【エンタメ言葉帳】。第6回は、25日に最終回を迎えた、人気グループ・King & Prince高橋海人(※高=はしごだか)とSixTONES森本慎太郎がW主演する日本テレビ系連続ドラマ『だが、情熱はある』(毎週日曜 後10:30)にまつわる言葉を紹介したい。

(左から)山里亮太、水卜麻美、若林正恭 (C)ORICON NewS inc.

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水卜麻美、情熱しかない感想「本当に一生の思い出」 たりないふたりが久々ツイート

 同ドラマは、高橋が演じるオードリー若林正恭と、森本が演じる南海キャンディーズ山里亮太による「たりないふたり」の半生を描いた実話に基づいた物語。それぞれのコンビでブレイクしつつも負の感情を抱えたふたりが出会い、それぞれのコンプレックスを生かした漫才やコントを披露するユニット「たりないふたり」を結成する。最終話では、2021年5月、若林(高橋)と南海キャンディーズ・山里(森本)のユニット『たりないふたり』は、12年にわたる活動の集大成となる解散ライブの日を迎えたところから、現在にいたるまでが描かれた。

 「たりないふたり」を長きにわたって眺めてきて、ドラマのナレーションも務めた水卜麻美アナは、最終回に先立って、ドラマツイッターで公開された動画内で「ちょっとでも、終わっちゃうっていうさみしさで、胸がいっぱいになって、読みながら言葉に詰まってしまった。こんなドラマ見たことない。なにこれって思って、なにこれって言いすぎて、ナレーション何回も止めちゃったっていう。すごい最終回だった」と熱弁した。

 水卜アナの情熱は止まらない。「普通のドラマの中で現実に追いつかないから、この人っていうか、あの人っていうか、出てくるのとか、いろんなことが、新しすぎて、おもしろすぎて、胸が熱すぎて、もういっぱいって感じです。もう本当に初めてドラマの発表をした日から、奇跡的に立会をさせてもらっていて、その時には想像もしなかったナレーションの仕事を、ありがたいことに任せていただいて、ただこんなプレッシャーに1クール耐えられるのかっていうのもあったんですけど、もともと心からリスペクトしている若林さん、山里さんの半生を描いたドラマにこういう形で携われたことが、本当に一生の思い出だし、最終回まで見て、改めて、本当に本当にありがとうございましたの一言です」。

 その上で「だから、これからも2人の人生は続いていくっていう、この感じを、日本中のみなさんと共有できたことがうれしいし、私は2人をこれからもずっと勝手に応援して、尊敬して、見守っていきたいなという気持ちでいっぱいです。ちょっと、本当に早くみんなと感想を話したい!何回見ても面白いから!絶対、最終回、生で見たい!」と呼びかけた。

 水卜アナの言葉通り、最後まで出演者・スタッフの思いがあふれたドラマは大団円を迎えたが、実際の「たりないふたり」も再び動き出した。たりないふたりのアカウントでは、2021年11月10日の投稿以来のツイートが行われた。ドラマの内容とそれぞれが撮影現場に持ち込んだ差し入れにちなんで、若林が「おい、たまごサンド今から公園でどう?文責若林」と投稿し、山里も「おい、カレーパンどこの公園だ?文責 山里」と反応した。たりないふたりの危機が訪れた際、「カレーライス」と「福神漬け」の呼び合いで危機を回避した2人のやり取りに、ファンから歓喜の声が寄せられた。

(左から)若林正恭、水卜麻美 (C)ORICON NewS inc.

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■『ZIP!』と『DayDay.』のクロストークで「涙が出てくる」 武田真一アナの熱い感想

 さらに、日本テレビ系バラエティー『午前0時の森』に、山里が半年に一度“来襲”する度に、“たりないふたり”として若林とコンビを組んでいた山里が、水卜アナに因縁をつける展開が恒例となっていることを踏まえたかけあいも。山里が「明日からまた頑張れば13話以降いつか見れるかしら…がんばろ…」とつぶやくと、水卜アナがツイッターで「13話以降も、語りやらせてください」と反応。さらに、山里が「なんとありがたい言葉!その日が来るためにもがんばります!あ、最後みとちゃんが中央で終わったね…ま、別にいいけど」と返答し、愛あるかけあいを見せた。

 翌26日に放送された『ZIP!』と『DayDay.』のクロストークでもドラマの話題に。水卜アナが「ドラマはきのう最終回を迎えましたけども、物語は続いているんですね。『DayDay』のスタジオを見たら、もう涙が出てくるんですけど…」と感慨深げに語ると、山里も「それ言われると、オレも涙出ちゃうから」としみじみ。水卜アナが「いや、本当にこれからもよろしくお願いいたします」と呼びかけると、山里も「セカンドに向けて、これからも頑張っていきたいと思います」と続けた。

 その直後に訪れた『DayDay.』のオープニングでは、武田真一アナが「さぁ『だが、情熱はある』、きのう最終回でしたね」と山里に呼びかけた。山里が「僕と若林くんの人生をすばらしい方々にドラマで描いてもらって」と感謝を伝えると、武田アナが「印象に残っているせりふがあって。山ちゃんが『DayDay』の司会に決まった時に、今までは自分が面白いと思うことを追求したけど、これからは多くの人が面白いと思うこと、興味があることを伝えていきたいと言っていて。そうなんだと。やっぱり、自分にとって何が幸せなのか、何者なのかを一生懸命追求してきたからこそ、その喜びとか幸せとか、楽しさを周りの人に分け与えられるんだとわかって。自分もそうありたいなと。すみません、真面目に語ってしまって」とかみしめるように語った。

 その後、2人が丁々発止のトークで盛り上げ、番組が幕を開けた。

山里「いや、いいんですよ。武田さん!うれしい。オレ、それ直接武田さんに言ったつもりだったけど、森本慎太郎じゃないと伝わらなかったみたいですね。やっぱり、森本慎太郎すげーな。

武田「え、してた?」

山里「はじめましょうか(笑)?

武田「『DayDay』スタートです(笑)」
(オープニング後)
武田「たしかにしていた(笑)!

山里「森本慎太郎くんの口から届きやすいっていうのがわかったので、いいんです(笑)。本当にドラマ班のみなさん、ありがとうございました!」

 ドラマ本編はもちろん、ドラマを軸にしたさまざまな楽しみ方を提供した『だが、情熱はある』。その集大成ともいえる最終回で、さまざまな言葉が飛び交っていた。

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