ジャニーズJr.の人気グループ・HiHi Jetsの井上瑞稀（22）と俳優の犬飼貴丈が26日、都内で行われたテレビ東京ドラマチューズ『なれの果ての僕ら』（27日スタート、毎週火曜　深0：30）の記者会見に出席。“監禁事件の首謀者”を演じた犬飼は、役が抜けない様子で、井上ら共演者を混乱させた。

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　原作は、『週刊少年マガジン』で連載後「マガジンポケット」にて配信された内海八重氏による同名作。極限状態の中で変貌していく人間の狂気を描いたサスペンス漫画で、同窓会に参加したクラスメイトの壮絶な監禁劇が「続きが気になる」と話題を呼んだ。

　同窓会のために母校に集まった主人公・真田透（愛称：ネズ／井上）ら四ノ塚小学校元6年2組の23人は、3日間監禁され、13人死亡するという大事件に巻き込まれた。監禁を実行する首謀者である同じく四ノ塚小学校元6年2組の生徒・夢崎みきお（犬飼）の目的は、命の危機という極限状態で、人間の「善性」がどれほど保てるのかを試すことだった。誰が誰を裏切り、誰が誰を殺すことになるのか。乱れる秩序の中で、人が取る行動とは、復讐、いじめ、裏切り、暴露など予測不能な展開が続く衝撃のサスペンスとなっている。

　井上は「1話から衝撃の連続。まさかの出来事がジェットコースターのように襲い掛かっているので、すごく臨場感を感じますし、体験している感覚を見ている人も感じるのではないかなと思います」と流ちょうにアピールをしていたが、話を中断。犬飼の方を向いて「『お前、何を言ってるんだよ』みたいな顔してくるんです」と表情を指摘すると、犬飼は「それはひどいですよ。感心していたんです」と慌てて修正した。

　また、ドラマを見てほしい人を問われた犬飼は「小さい子」と即答。「人間ってこんな感じなんだよと伝えたい」と役が抜けてないかのような回答を繰り広げ、大原櫻子から「本当に役が抜けていないですよね？」と指摘を受けた。

　さらに、長い説明せりふが多かった犬飼に櫻子が「でも、NGを出さなかったですよね」と問いかけた際も「僕、台本もらってなかったんです。ノリとバイブスで何とかやれました」とクールな面持ちのまま大ボケ。「原作ファンも楽しめるということですね」というMC・ニシダ（ラランド）の犬飼のコメントを受けた発言もすまし顔でスルーするなど、徹底した“みきおっぷり”を見せた。

　　会見には、矢花黎（7 MEN 侍）、大原優乃、西村拓哉（Lil かんさい）も出席。司会は、今作にも出演するニシダ・コウキ（ラランド）が務めた。