映画界の巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督×「スター・ウォーズ」シリーズを手がけるルーカスフィルムの制作陣がタッグを組み、主演をハリソン・フォードが務めた、世界中で人気を誇るアドベンチャー・シリーズ「インディ・ジョーンズ」。その5作目となる最新作にして、インディ最後の冒険となる『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が6月30日に全世界同時公開となる。このたび、敵役として初めて本シリーズに参加したマッツ・ミケルセンがORICON NEWSのオンラインインタビューに応じ、「敵よりもインディになりたかった」と、インディ・ジョーンズへの尽きぬ憧れを語った。
5月18日に「第76回カンヌ国際映画祭」でワールドプレミアされた本作。現地で行われた記者会見でマッツは、「『インディ・ジョーンズ』との出会いは15歳の時で、1作目(『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』)のビデオを何度も何度も繰り返し観ました。役者になりたいと思うずっと前のことですが、私もインディ・ジョーンズになりたいと思いました」と語った。
続けて、「その気持ちわかりますよね?」と記者たちに同意を求めていた姿が印象的だった、と伝えると、彼は「映画を観た誰もが、インディ・ジョーンズになりたいと思う、そう思わせる魅力がこの映画にあると思う。インディには短所もある。嘘をつくし、盗みを働いたりもする(笑)。そういうところも含めて、チャーミングなんです」と、語った。
大学で考古学を教えるインディ・ジョーンズは、学問への情熱と正義感が誰よりも強く、魔法や迷信、超常現象は信じていないが、数々の冒険の中で目撃してきたものは、人々が“神秘”や“奇跡”と呼ぶ、言葉や科学では説明できない不可思議な現象ばかり。時に命知らずな行動に出る大胆さ、どんな敵にもひるまない勇敢な姿勢を見せる一方、何よりもヘビが嫌いで、苦境に追い込まれると弱音を吐くこともある。いろいろギャップがあるところに魅力を感じるキャラクターだ。
そんなインディに、人生をかけて追い求めてきたものがあった――それが最新作のタイトルにも入っている究極の秘宝《運命のダイヤル》。それは、人間の想像力を超える驚異的な力を持ち、歴史を変えてしまうほどの存在だという。この《運命のダイヤル》をめぐって、インディと、陸・海・空で争奪戦を繰り広げる敵、元ナチスの科学者フォラーをマッツが演じる。
5月5日〜7日に大阪府大阪市で開催された「大阪コミックコンベンション2023」のゲストとして来日した際には、本作のオファーを受けた時の運命的なエピソードを明かしていたマッツ。「実は、友人と話をしていたんです。彼は私に、『君はいろいろなフランチャイズに出たよね。マーベルも出たしスター・ウォーズも出たよね』と、出演した作品をリストアップして、『あと出てないのはインディ・ジョーンズかな』と言っていたのです。そんな会話をしてから1週間後にオファーの電話を受けたんです。すぐにその友人に喜びのメッセージを送りました」。
もちろん、オファーは二つ返事で引き受けた。「敵よりもインディになりたいという気持ちは今でもあるけどね(笑)」と、茶目っ気たっぷり。撮影中は、「インディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)と一緒にいるなんて信じられなくて、自分をつねってこれは夢じゃないと確認したくなった」と、明かしていた。
まもなく、世界中で公開される本作について、ミケルセンは「(スピルバーグから監督のバトンを受け取った)ジェームズ・マンゴールド監督を信じて、ハリソン・フォードと一緒に面白い映画を作って、皆さんに観ていただくことを目標にしてきました。カンヌでプレミア上映され、拍手が鳴りやまない会場の様子を見てとても感動していました。きっと、日本のファンの方にも楽しんでいただける映画になっていると、自信をもって断言できます。いつもながらのジェットコースターに乗っているかのように目まぐるしく、いろいろなことが起こる映画なんですが、シリーズの中でもっとも登場人物たちの感情面が強調されてるように思います。私はこの作品の一部になれたことをとても誇りに思っています」と、笑顔を浮かべた。
5月18日に「第76回カンヌ国際映画祭」でワールドプレミアされた本作。現地で行われた記者会見でマッツは、「『インディ・ジョーンズ』との出会いは15歳の時で、1作目(『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』)のビデオを何度も何度も繰り返し観ました。役者になりたいと思うずっと前のことですが、私もインディ・ジョーンズになりたいと思いました」と語った。
続けて、「その気持ちわかりますよね?」と記者たちに同意を求めていた姿が印象的だった、と伝えると、彼は「映画を観た誰もが、インディ・ジョーンズになりたいと思う、そう思わせる魅力がこの映画にあると思う。インディには短所もある。嘘をつくし、盗みを働いたりもする(笑)。そういうところも含めて、チャーミングなんです」と、語った。
大学で考古学を教えるインディ・ジョーンズは、学問への情熱と正義感が誰よりも強く、魔法や迷信、超常現象は信じていないが、数々の冒険の中で目撃してきたものは、人々が“神秘”や“奇跡”と呼ぶ、言葉や科学では説明できない不可思議な現象ばかり。時に命知らずな行動に出る大胆さ、どんな敵にもひるまない勇敢な姿勢を見せる一方、何よりもヘビが嫌いで、苦境に追い込まれると弱音を吐くこともある。いろいろギャップがあるところに魅力を感じるキャラクターだ。
そんなインディに、人生をかけて追い求めてきたものがあった――それが最新作のタイトルにも入っている究極の秘宝《運命のダイヤル》。それは、人間の想像力を超える驚異的な力を持ち、歴史を変えてしまうほどの存在だという。この《運命のダイヤル》をめぐって、インディと、陸・海・空で争奪戦を繰り広げる敵、元ナチスの科学者フォラーをマッツが演じる。
5月5日〜7日に大阪府大阪市で開催された「大阪コミックコンベンション2023」のゲストとして来日した際には、本作のオファーを受けた時の運命的なエピソードを明かしていたマッツ。「実は、友人と話をしていたんです。彼は私に、『君はいろいろなフランチャイズに出たよね。マーベルも出たしスター・ウォーズも出たよね』と、出演した作品をリストアップして、『あと出てないのはインディ・ジョーンズかな』と言っていたのです。そんな会話をしてから1週間後にオファーの電話を受けたんです。すぐにその友人に喜びのメッセージを送りました」。
もちろん、オファーは二つ返事で引き受けた。「敵よりもインディになりたいという気持ちは今でもあるけどね(笑)」と、茶目っ気たっぷり。撮影中は、「インディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)と一緒にいるなんて信じられなくて、自分をつねってこれは夢じゃないと確認したくなった」と、明かしていた。
まもなく、世界中で公開される本作について、ミケルセンは「(スピルバーグから監督のバトンを受け取った)ジェームズ・マンゴールド監督を信じて、ハリソン・フォードと一緒に面白い映画を作って、皆さんに観ていただくことを目標にしてきました。カンヌでプレミア上映され、拍手が鳴りやまない会場の様子を見てとても感動していました。きっと、日本のファンの方にも楽しんでいただける映画になっていると、自信をもって断言できます。いつもながらのジェットコースターに乗っているかのように目まぐるしく、いろいろなことが起こる映画なんですが、シリーズの中でもっとも登場人物たちの感情面が強調されてるように思います。私はこの作品の一部になれたことをとても誇りに思っています」と、笑顔を浮かべた。
このニュースの流れをチェック
- 1. 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』ハリソン・フォードの吹替は村井國夫 坂本真綾、大塚明夫ら参加
- 2. 「インディ・ジョーンズ」プレミアにハリソン、ルーカス、スピルバーグがそろい踏み
- 3. ハリソン・フォード主演、映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』登場人物紹介
- 4. 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』マッツ・ミケルセンの吹替は井上和彦
- 5. 「インディ・ジョーンズ」名場面満載のレガシー映像 スピルバーグやキー・ホイ・クァンも登場
- 6. マッツ・ミケルセン、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』偽らざる本音
- 7. ハリソン・フォード、「インディ・ジョーンズ」最新作のアクションは「出来る限りのところまでやって…」と告白
- 8. マッツ・ミケルセン、「007」から「インディ・ジョーンズ」まで超娯楽大作を総ナメ 成功の秘けつは「自分の人生を楽しむ」
- 9. ハリソン・フォード、最後に「楽しみ過ぎてしまった」『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』特別映像
- 10. ジョン・ウィリアムズの音楽あっての「インディ・ジョーンズ」スピルバーグもハリソンも絶賛
- 11. ハリソン・フォードの偉大なキャリアを振り返る特別映像 インディ、ハン・ソロ、『ブレードランナー』や『逃亡者』も
- 12. 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』シリーズ初の“水中シーン”秘話
- 13. 映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』“ロンギヌスの槍”を巡る特別映像
- 14. スティーヴン・スピルバーグが語った『インディ・ジョーンズ』最終章に欠かせない人物
コメントする・見る
2023/06/25