サウナアイドル・100℃の世界（田島春那、龍杏美、柴田陽夏）が21日、都内で行われた映画『夢叶えるサウナ』（今秋公開予定）の完成披露イベントに登壇した。同グループの誕生を見守った市川美織が主演を務める同作の主題歌を担当した思いを語った。

【写真】その他の写真を見る

　同グループは、今年1月〜3月にテレビ東京で放送されたオーディション番組『発掘！夢サウナ』内で誕生した、全国のサウナを盛り上げるために結成されたアイドルグループ。同番組のMCを藤森慎吾とともに務めていた市川は、誕生の瞬間を見守っていた。映画主題歌「ホッとしてハピネス」は初のオリジナル曲となる。

　市川が笑顔で見守る中、田島は「初めてのオリジナルソングだったので、思い入れもありましたし、今までで1番パフォーマンスしてきた曲なのですごくうれしかったです」と思いを吐露。柴田が「最初のオリジナル曲だったので、そんなにすぐ大きなことが決まっていいのか、ドッキリかと思いました。だんだん実感がわいてきて、映画が終わった後に流れてうれしかったです」と目を潤ませると、龍も「私たちの曲が主題歌になるのは初めてのことでドッキリかと思うぐらい驚いたし、その倍うれしかったので見られてうれしかったです！」と共感した。

　イベントでは、市川が観客に感想を求めた際、メンバーの田島がマイクを即座に渡すファインプレーを披露。市川は「ありがとう。本当にいい子だから」と目を細めた。

　同作は、人生の重要な選択を迫られる、アラサー女子4人の友情物語。市川演じる主人公のOL・山崎のぞみが、30歳を目前に、5年付き合った彼氏から別れを告げられ、「人生崖っぷちすぎる！」と自覚。取り柄もなければ夢もない、なんとなく日々を生きてきた自分の将来に不安を覚えていく。「サウナ部」と称して、地元のサウナに集まり、たわいもない日々の話をすることで疲れを癒やしていた、学生時代の友人たちもそれぞれ悩みを抱えている。

　イベントには、「サウナ部」のメンバーを演じる天木じゅん、平田梨奈、宮瀬なこと平岡亜紀監督のほか、主題歌を担当するサウナアイドル・100℃の世界（田島春那、龍杏美、柴田陽夏）も登壇した。