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映画『渇水』出演の子役・山崎七海の目力がすごい 生田斗真に詰め寄る話題のシーンを公開

 俳優の生田斗真が主演する映画『渇水』(公開中)で両親が家に帰ってこず、家の水道を止められてしまう小学生の姉妹を演じた子役たちが注目を集めている。姉・恵子を演じたのは、現在14歳の山崎七海(※崎=たつさき)、妹・久美子は現在9歳の柚穂。特に山崎の演技で涙する人が続出しており、その“目力”で生田演じる主人公と対峙するシーンの本編映像がWEBで公開されることになった。

映画『渇水』(公開中)(C)「渇水」製作委員会

映画『渇水』(公開中)(C)「渇水」製作委員会

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 本作は、1990年に第70回文學界新人賞を受賞し芥川賞候補にもなった河林満の同名小説を、生田主演、『孤狼の血』シリーズを手がけた白石和彌プロデュース、高橋正弥監督(※高=はしごだか)がメガホンをとり、映画化。

 水道料金を滞納する家庭の水を日々停めて回る業務に就く水道局員の主人公・岩切俊作(生田)が、日照り続きで給水制限が発令される中、二人きりで家に取り残された幼い姉妹との出会いをきっかけに、自身の渇いた心と向き合い、“生の希望”を取り戻していく物語。

 解禁となった本編映像は、岩切が、水道料金の滞納が続いた幼い姉妹の元を、最終通告として訪れるシーン。全財産を差し出す恵子、そしてそっとヘビイチゴを添える妹の久美子。その姉妹の行動に、母親の居場所を尋ねつつも、岩切は差し出されたお金を押し戻す。岩切に対し、気丈に振る舞おうとする恵子だったが「停めるんですか、水道?」と岩切に詰め寄る。そんな恵子にも、いつものように「規則だから」と言い切る岩切だったが、幼い姉妹にも突きつけなければならない“現実”に、岩切の表情から微かな迷いが読み取れる。

 母親の帰りを信じ、幼い妹を守らなければならないという思いで、気丈に振る舞いながらも、大人への不信感を募らせていく恵子。そんな恵子が、子どもらしい表情から、現実を生き抜こうと厳しい表情に変わっていく様子を、目の演技で表現した山崎の演技が高く評価されている。

 オーディションで山崎を選んだ高橋監督も、「山崎さんは生田さんの目力に負けない少女を今回求めていたので、難しい芝居があったと思うんですが、見事表現してもらいました」と大絶賛。この幼い姉妹との出来事をきっかけに、思いがけない行動に出る岩切。そこに説得力を与えているのが山崎と柚穂、子役たちの演技だ。

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  1. 1. 生田斗真&磯村勇斗、映画『渇水』撮影現場の貴重写真 フィルムカメラに興味津々
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