自分の容姿に対するコンプレックスはちょっとしたきっかけで生まれることもある。また、容姿への劣等感を抱くきっかけになるような出来事があった時、簡単には消せないトラウマになることだってあるかもしれない。そんななか、容姿に対するトラウマ体験を整形に克服し“武器”に変えた2人のインフルエンサーに注目。彼女たちが整形によって劣等感を強みに変えていくことができた背景、現在の心境を聞いた。
■母親からの「産まなきゃよかった」で劣等感の塊に…1000万の整形で変化した価値観
インフルエンサーとグラビアアイドルやBreaking Girlとして活躍中のにゃいりんさん。Instagram86.4万人、Twitter37万人、YouTubeチャンネル42.3万人というフォロワー数を誇る人気ぶりだが、現在25歳の彼女は19歳の頃から整形を始め、これまでに総額1000万円以上を費やしてきた。
「同窓会に行っても絶対に気づかれないおもろ卒アル」という彼女の投稿は大きな反響を呼んだが、「過去の自分も受け入れたい、武器にしたい」とようやく思えるようになり、ビフォーアフター写真を載せることにしたという。
「当時、自分の顔が嫌すぎて、卒アルもすべて燃やして捨ててしまったこともあり、手元に整形前の写真が残っていませんでした。そこで、SNSを通じて、同級生に手あたり次第、昔の自分の写真を募って送ってもらうことにしました」
にゃいりんさんが整形を決意したきっかけは、母親の言葉とSNSでのアンチコメント。母親はにゃいりんさんの顔や表情が離婚した父親に似ているところを嫌っていた。
「小さいときから『間違えた。産まなきゃよかった』と言われて育ってきたので、物心がついたときには劣等感の塊でした。大人になってから泣いて謝られ、許せないというほどではなくなりましたが、それでも劣等感は消えないです。なので、幼少期から顔を変えることが夢でした」
そんな彼女が今までの整形で一番の変化を感じられたのは、両顎手術と頬骨最大縮小という頬骨を切る手術とエラ顎を切るVライン形成手術だという。
「私はもともと、口元が出ていて顎がへこんでいる、いわゆる“口ゴボ”だったのですが、あるときSNSでそれをいじるようなアンチコメントが500件くらいきたんです。アンチからいじられなければ考えてなかった施術でしたが、結果的にやってよかったです。小顔になりました」
1000万円という大金を投じてまで整形をし続けたのは、小さな頃からやりたいと思ったことは追求するタイプだった点にある。「自分が納得するまできれいになりたい」という想いで整形を重ねてきた。
「自分が思った通りにできないと気が済まなくて。それで自殺未遂をしちゃうときもありました。病んでいるというよりは、理想のままに生きられないなら死んだほうがマシみたいに考えてしまうところがあります」
整形を経て今、「過去の自分も武器にしよう」と思えるようになったのは、DJ社長さんの「やりたいことのためにやりたくないことを」という言葉に感銘を受けたことがきっかけだ。もっと有名になるためには、自分の顔を大きく変えた整形体験こそが大きな武器になると考えた。
「今はSNSに魂を売るくらいの気持ちでいるので、自分がネガティブに感じていたことも武器に変えていきたい。そしてさらに有名になるために、身も心も磨いていきたいです」
■いじめが原因で容姿を気にするように… 変われたのは「整形で自分自身を変えられたから」
元アイドルで、現在は会社経営やアイドルプロデューサーなど多方面で活躍するわかにゃんさん。総額1000万円を整形に費やし、総フォロワー数40万人を超えるSNSで、自身の整形体験や整形情報を発信している。また、所属アイドルの全身の整形費用を全額無料で負担するという前代未聞のオーディション「整形アイドルプロジェクト」の立役者でもある。
小、中学生の頃は男の子と一緒に野球をやっていたこともあり、少年っぽい見た目だったというわかにゃんさん。だが、アイドルが流行り、かわいい女の人に憧れるようになり、自分の容姿を気にするようになっていった。
「コンプレックスが決定的になったのは中学時代。『ブス』『あんまり女っぽくないよね』など、コソコソ陰口を叩かれたり、仲間外れにされたりと、いじめを受けたことでより深刻に気にするようになりました」
その後、高校生になって北海道から上京。街歩く同年代の少女たちを見て「東京ってこんなにかわいい子が多いのか」と驚いたという。
「周りの子は高校生ですでに整形をしていて…地方と東京の差を実感しました。私も『もっと外見を磨かなきゃ』と、二重の整形を高校2、3年生くらいの時にしたのが最初です」
「かわいくなりたい」とか「コンプレックスを克服したい」といった想いから整形を重ねたが、YouTubeを始めたことで、その考えに変化が起きた。
「これは『誰かの悩みの参考になるかな?』と考えるようになり、施術を重ねていくようになりました。私がYouTubeで整形を公開した頃は、まだ整形というコンテンツがYouTube上では珍しかった時代。そのなかでフォロワーのみんなと課題を共有することが大事だと感じるようになっていきました」
視聴者のコンプレックスに寄り添うために施術を重ねていたわかにゃんさんだが、整形をしたことで人間性も大きく変わった。
「引っ込み思案だったのに、今ではいろんなことに挑戦したり、人とうまくコミュニケーションが取れるようになったり、表舞台に出る仕事をしたりできるようになったのも、整形で自分自身を変えられたからだと思っています」
わかにゃんさんは現在、不妊治療を始めている。もし将来、自分の子どもが整形をしたいと言ってきても反対はしないという。
「むしろコンプレックスについてただ病んで終わるのではなく、解決策として整形にたどり着いたのなら、そこまで考え抜いたことを評価したい。整形に関するメリットデメリットは身を持って説明できるので、一緒に話し合いながら考えたいです」
そして、子どもに一番伝えたいのは、「最終的に大事なのは内面だということ」と断言する。
「自分自身も外見にとらわれてきましたが、そこを克服したからこそ、内面の重要性を感じます。『外見を踏まえて内面も強くなろうね』という話はしたいですね」
■母親からの「産まなきゃよかった」で劣等感の塊に…1000万の整形で変化した価値観
インフルエンサーとグラビアアイドルやBreaking Girlとして活躍中のにゃいりんさん。Instagram86.4万人、Twitter37万人、YouTubeチャンネル42.3万人というフォロワー数を誇る人気ぶりだが、現在25歳の彼女は19歳の頃から整形を始め、これまでに総額1000万円以上を費やしてきた。
「同窓会に行っても絶対に気づかれないおもろ卒アル」という彼女の投稿は大きな反響を呼んだが、「過去の自分も受け入れたい、武器にしたい」とようやく思えるようになり、ビフォーアフター写真を載せることにしたという。
「当時、自分の顔が嫌すぎて、卒アルもすべて燃やして捨ててしまったこともあり、手元に整形前の写真が残っていませんでした。そこで、SNSを通じて、同級生に手あたり次第、昔の自分の写真を募って送ってもらうことにしました」
にゃいりんさんが整形を決意したきっかけは、母親の言葉とSNSでのアンチコメント。母親はにゃいりんさんの顔や表情が離婚した父親に似ているところを嫌っていた。
「小さいときから『間違えた。産まなきゃよかった』と言われて育ってきたので、物心がついたときには劣等感の塊でした。大人になってから泣いて謝られ、許せないというほどではなくなりましたが、それでも劣等感は消えないです。なので、幼少期から顔を変えることが夢でした」
そんな彼女が今までの整形で一番の変化を感じられたのは、両顎手術と頬骨最大縮小という頬骨を切る手術とエラ顎を切るVライン形成手術だという。
「私はもともと、口元が出ていて顎がへこんでいる、いわゆる“口ゴボ”だったのですが、あるときSNSでそれをいじるようなアンチコメントが500件くらいきたんです。アンチからいじられなければ考えてなかった施術でしたが、結果的にやってよかったです。小顔になりました」
1000万円という大金を投じてまで整形をし続けたのは、小さな頃からやりたいと思ったことは追求するタイプだった点にある。「自分が納得するまできれいになりたい」という想いで整形を重ねてきた。
「自分が思った通りにできないと気が済まなくて。それで自殺未遂をしちゃうときもありました。病んでいるというよりは、理想のままに生きられないなら死んだほうがマシみたいに考えてしまうところがあります」
整形を経て今、「過去の自分も武器にしよう」と思えるようになったのは、DJ社長さんの「やりたいことのためにやりたくないことを」という言葉に感銘を受けたことがきっかけだ。もっと有名になるためには、自分の顔を大きく変えた整形体験こそが大きな武器になると考えた。
「今はSNSに魂を売るくらいの気持ちでいるので、自分がネガティブに感じていたことも武器に変えていきたい。そしてさらに有名になるために、身も心も磨いていきたいです」
■いじめが原因で容姿を気にするように… 変われたのは「整形で自分自身を変えられたから」
小、中学生の頃は男の子と一緒に野球をやっていたこともあり、少年っぽい見た目だったというわかにゃんさん。だが、アイドルが流行り、かわいい女の人に憧れるようになり、自分の容姿を気にするようになっていった。
「コンプレックスが決定的になったのは中学時代。『ブス』『あんまり女っぽくないよね』など、コソコソ陰口を叩かれたり、仲間外れにされたりと、いじめを受けたことでより深刻に気にするようになりました」
その後、高校生になって北海道から上京。街歩く同年代の少女たちを見て「東京ってこんなにかわいい子が多いのか」と驚いたという。
「周りの子は高校生ですでに整形をしていて…地方と東京の差を実感しました。私も『もっと外見を磨かなきゃ』と、二重の整形を高校2、3年生くらいの時にしたのが最初です」
「かわいくなりたい」とか「コンプレックスを克服したい」といった想いから整形を重ねたが、YouTubeを始めたことで、その考えに変化が起きた。
「これは『誰かの悩みの参考になるかな?』と考えるようになり、施術を重ねていくようになりました。私がYouTubeで整形を公開した頃は、まだ整形というコンテンツがYouTube上では珍しかった時代。そのなかでフォロワーのみんなと課題を共有することが大事だと感じるようになっていきました」
視聴者のコンプレックスに寄り添うために施術を重ねていたわかにゃんさんだが、整形をしたことで人間性も大きく変わった。
「引っ込み思案だったのに、今ではいろんなことに挑戦したり、人とうまくコミュニケーションが取れるようになったり、表舞台に出る仕事をしたりできるようになったのも、整形で自分自身を変えられたからだと思っています」
わかにゃんさんは現在、不妊治療を始めている。もし将来、自分の子どもが整形をしたいと言ってきても反対はしないという。
「むしろコンプレックスについてただ病んで終わるのではなく、解決策として整形にたどり着いたのなら、そこまで考え抜いたことを評価したい。整形に関するメリットデメリットは身を持って説明できるので、一緒に話し合いながら考えたいです」
そして、子どもに一番伝えたいのは、「最終的に大事なのは内面だということ」と断言する。
「自分自身も外見にとらわれてきましたが、そこを克服したからこそ、内面の重要性を感じます。『外見を踏まえて内面も強くなろうね』という話はしたいですね」
2023/06/19