フランス・パリで開催された「第76回カンヌ国際映画祭」で最優秀男優賞を受賞した俳優の役所広司(67)が13日、東京・日本記者クラブで行われた映画『PERFECT DAYS』(日本公開日未定)凱旋記者会見に登壇。授賞式のコメントで取り上げられた「賞が大好き」というコメントについて弁明した。
東京・渋谷の公共トイレ清掃員の日々を描いた同作。『パリ、テキサス』(1984年)を手がけたヴィム・ヴェンダース監督が、日本の公共トイレの中に「small sanctuaries of peace and dignity(平穏と高貴さをあわせもった、ささやかで神聖な場所)」を見出し、清掃員の平山(役所)という男の日々の小さな揺らぎを丁寧に追いながら物語を紡いだ。
同作で日本人として是枝裕和監督の映画『誰も知らない』(2004年)で受賞した柳楽優弥以来、19年ぶり2人目の最優秀男優賞に選ばれる快挙を成し遂げた役所は「とにかく映画はこれまでやってきた日本映画とはまったく違う形の映画でして、配給も映画会社もなにもない中で始まりました。こんなにいままでやったことのない映画、役を与えてもらって、ヴェンダース監督に撮ってもらえた。なんだか本当に夢のような仕事でした」と振り返った。
続けて「カンヌでもコンペティション部門に選んでいただいて、おまけに主演男優賞をいただきました。映画の力を感じさせる映画が完成していると思います。見る機会が来ましたらぜひこの映画を応援してください」と集まった数多くの報道陣らに呼びかけた。
また、最優秀男優賞の授賞式で「賞が大好き」という発言だけが日本で取り上げられたことについて振り返ると「その前にMCの方から『男の人って賞が大好きなのよね?』と聞かれていた」と弁明し、「ジョークのつもりで言ったんです。そんなにはウケなかったですけど(笑)。賞だけが大好きな男だと思われるのが嫌で、きょう説明しようと思いました」と苦笑いを浮かべつつ説明した。
同作に出演したダンサー・俳優の田中泯(78)も会見に登場した。
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東京・渋谷の公共トイレ清掃員の日々を描いた同作。『パリ、テキサス』(1984年)を手がけたヴィム・ヴェンダース監督が、日本の公共トイレの中に「small sanctuaries of peace and dignity(平穏と高貴さをあわせもった、ささやかで神聖な場所)」を見出し、清掃員の平山(役所)という男の日々の小さな揺らぎを丁寧に追いながら物語を紡いだ。
同作で日本人として是枝裕和監督の映画『誰も知らない』(2004年)で受賞した柳楽優弥以来、19年ぶり2人目の最優秀男優賞に選ばれる快挙を成し遂げた役所は「とにかく映画はこれまでやってきた日本映画とはまったく違う形の映画でして、配給も映画会社もなにもない中で始まりました。こんなにいままでやったことのない映画、役を与えてもらって、ヴェンダース監督に撮ってもらえた。なんだか本当に夢のような仕事でした」と振り返った。
続けて「カンヌでもコンペティション部門に選んでいただいて、おまけに主演男優賞をいただきました。映画の力を感じさせる映画が完成していると思います。見る機会が来ましたらぜひこの映画を応援してください」と集まった数多くの報道陣らに呼びかけた。
また、最優秀男優賞の授賞式で「賞が大好き」という発言だけが日本で取り上げられたことについて振り返ると「その前にMCの方から『男の人って賞が大好きなのよね?』と聞かれていた」と弁明し、「ジョークのつもりで言ったんです。そんなにはウケなかったですけど(笑)。賞だけが大好きな男だと思われるのが嫌で、きょう説明しようと思いました」と苦笑いを浮かべつつ説明した。
同作に出演したダンサー・俳優の田中泯(78)も会見に登場した。
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2023/06/13