映画『劇場版シティーハンター 天使の涙』プレス発表イベントが13日、都内で行われ、公開日が9月8日に決定した。また、新キャストとして声優の沢城みゆき、堀内賢雄、木村昴、関智一が出演することも発表された。

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　同作は、2019年に公開された『劇場版シティーハンター ＜新宿プライベート・アイズ＞』以来の劇場版最新作となる。イベントには、冴羽リョウ役の神谷明、こだま兼嗣監督のほか、沢城、堀内も登場した。

　今回、冴羽に猫探しを依頼する動画制作者・アンジーの声を演じる沢城は「昨今、私がヒロインをやらせていただける作品があるのかと思った」と笑みをこぼし、「アニメシリーズには参加できなかったので、夢がかなったよう。緊張とうれしさ両方の感情がありました」と声を弾ませた。

　孤児だったリョウを戦士として育て上げた育ての親・海原神の声を演じる堀内は「アニメシリーズのとき、数十年前に第6話でゲストに出させていただいたんですが、すごく緊張した記憶がある」と振り返りながら「当時は、神谷さんのお芝居できるのかなと思いながら演じていましたが…。今回オファーを頂きまして、うれしかったですし、喜びでした」と重要な役柄を演じる思いを語った。

　イベントに来られなかった木村と関は、動画でコメントを寄せた。

■木村昴コメント（謎の組織に所属する暗殺者・エスパーダ役）
前作、『劇場版シティーハンター ＜新宿プライベート・アイズ＞』ももちろん映画館で拝見していたので、とてもうれしかったです。「シティーハンター」と言えば日本のアニメ界では誰もが知っているタイトル。そこに（コンビ歴18年の）関さんとそろって出演出来るなんて、ミーハー心がうずきました。神谷さんや伊倉さんとご一緒に収録に臨めると聞いて「熱い！」と思っていたものの、長年この作品にかかわっているお二人から、“なんか違うな”といわれてしまったらどうしようと…変な妄想が広がっていたのですがとてもやさしく迎え入れていただきました。「シティーハンター」が大好きな方にはもちろん満足していただける、最高に熱い物語になっています。そしてまだこのシリーズを見たことが無い方にも、是非見ていただけたらと思っています。

■関智一コメント（謎の組織に所属する暗殺者・ピラルクー役）
「シティーハンター」大好きっ子でしたので、「ついにお呼びがかかった！ありがとうございます!!」という気持ちでした。収録では神谷さんや伊倉さんとご一緒することが出来ました。これまでも何度かご一緒することはあったのですが、やはり「シティーハンター」でご一緒出来ることがうれしくて。台本にサインを貰ってしまう程でした（笑）何年演じていても変わらない、むしろ更にカッコよくなっている冴羽リョウやかわいくなっている槇村香に驚きました。
今まで以上のスケール感とスピーディーな物語に仕上がっていると思います。原作好きの方には遂に！お待たせしましたというような内容になっています。是非劇場でお待ちしております。

　『シティーハンター』の原作は、北条司氏が1985年『週刊少年ジャンプ』で連載を開始した同名漫画。新宿を舞台にさまざまな依頼を受け、法で裁けぬ悪と闘う「シティーハンター」こと主人公・冴羽リョウ（CV：神谷明）と、相棒の槇村香（CV：伊倉一恵）の活躍を時にハードボイルドに、時にコメディーチックに描いた物語。

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