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広瀬すず、サプライズの“特注”誕生日ケーキに驚き 「この年齢になったからこそ演じられる役を」と抱負

 俳優の広瀬すず(24)が10日、都内で主演映画『水は海に向かって流れる』公開記念舞台あいさつに登壇。19日に25歳の誕生日を迎える広瀬に、ブルーのカラーで彩ったバースデーケーキがサプライズで贈られた。

映画『水は海に向かって流れる』公開記念舞台あいさつの模様(C)2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会(C)田島列島/講談社

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 広瀬のほか、大西利空(17)、戸塚純貴(30)、當真あみ(16)、前田哲監督が同作のカラーであるブルーを意識したファションで登壇。過去のある出来事から「一生、恋愛はしない」と宣言するOL・榊千紗役の広瀬は「どうしても言いたい!」とニコニコしながら前田監督のブルーのハットを指して「前田監督は昨日、白い帽子をブルーのマジックで塗られたそうです」と楽しそうに暴露。これに前田監督は「一生懸命、広瀬すず広瀬すず…と言いながら塗りました」と冗談で応えると、広瀬は「怖いよ、呪われているよそれ…」と大笑いだった。

映画『水は海に向かって流れる』公開記念舞台あいさつの模様(C)2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会(C)田島列島/講談社

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 映画はきのう9日に公開。広瀬は「初日を迎えられるのはありがたく幸せなこと。こうしてみんなで舞台に立てたことで公開を実感できました」とうれしげ。シェハウスに引っ越してきた恋に鈍感な高校生・熊沢直達役の大西も「僕と同じ男子高校生にも、そして色々な層にも楽しんでもらえる作品になった」と手応えを語った。

 この日のイベントでは、シェアハウスという舞台にちなんで「一緒に生活するなら絶対譲れないルール」をそれぞれ発表。広瀬、大西、戸塚が「一番風呂譲れない問題」で盛り上がる中、當真は「私は最後で良いです。私の後にお風呂に入らせるのは申し訳ないから」と譲るスタンスで、戸塚は「僕らは情けない。お風呂のことで文句を言ってさ。當真さんが一番大人じゃん」と反省。一方、広瀬は「匂いは大事。私は甘い匂いがダメなので、何もしないか香りを焚いたりするならば統一してほしい。違う香りだとリラックスできない」と部屋の匂い大事説を唱えていた。

映画『水は海に向かって流れる』公開記念舞台あいさつの模様(C)2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会(C)田島列島/講談社

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 そんな中、フォトセッションの直前には、19日に25歳の誕生日を迎える広瀬に、ブルーのカラーで彩られたバースデーケーキがサプライズで贈られた。本編冒頭で直達と運命の出会いを果たすシーンの赤い傘を差したミニ榊さんと舞台となるシェアハウスがデコレーションされた特注ケーキでの一足早い祝福に広瀬は「私!?ありがとうございます!で、でか!」とうれしそうで「この作品での思い出がまた一つ増えて幸せです」とにっこり。

 大人になったと思うことを聞かれると「今まではお腹いっぱいが苦しかったけれど、腹八分目という言葉がある意味がわかるようになった。また今までは『寝たい』と思っていたけれど、朝走ってみようと思ったりして、朝活をして健康志向になっています」と笑顔で語った。

 25歳の抱負については「今回初めてのOL役ということで、今までは働く女性を演じる機会も少なかったので、この年齢になったからこそ演じられる役をやってみたい。それは今までにない経験なのですごく楽しみにしています」と期待。さらに10代の大西や當真には「私は10代の頃に共演した同世代の人たちと今も仲がいいので、飾らずにいれた自分を全部知ってくれている、お仕事も理解してくれて何でも話せる同世代の存在は貴重。年齢を重ねてからまた共演したときに、自分をわかってくれる人が現場に一人でもいることが救いになったりする瞬間は沢山ある」と同年代の同志の大切さを熱弁して「仲良くしてください」とアドバイスを送っていた。

映画『水は海に向かって流れる』公開記念舞台あいさつの模様(C)2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会(C)田島列島/講談社

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 最後に広瀬は「本を読ませていただいたときから完成を楽しみにしていた作品で、無事に公開を迎えて、たくさんの人に足を運んでいただいて幸せに思います。本当に素敵な映画です。一人でも多くの方に届いたらいいなと思います。榊さんを知ってもらうことが榊さんの救いになる、そう思っています」とロングランヒットへの願いを込めていた。

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  • 映画『水は海に向かって流れる』公開記念舞台あいさつの模様(C)2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会(C)田島列島/講談社
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