第27回手塚治虫文化賞の贈呈式が8日、東京・浜離宮朝日ホールで開催され、『ゆりあ先生の赤い糸』(講談社)でマンガ大賞を受賞した入江喜和氏が出席した。
入江氏は「このたびは栄えある賞をいただきました」と受賞を喜び、「漫画を書くときはテーマとかを一切考えていなくて、終わりもあまり考えないまま書いている。中高年の話を書いているだけなのにこんな賞を頂いていいんだろうかと思っていたんですけど、(理由を聞いて)いいんだなと思えるようになりました」と笑みを見せた。
続けて「去年連載が終わったんですけど、ちょうど90歳の母の認知症がひどくなってしまって大変でした。最終巻を書いているときに、家で面倒を見られないから老人ホームに入ってもらうことになりまして…。それで逆にめっちゃ元気になるような漫画にしてやると気合いが入り、主人公に助けられながらなんとかなった1年でした」と振り返った。
また、10月期に菅野美穂主演でドラマ化されることが決定したことにも喜びつつ「ドラマも、見た方が元気になるようなドラマになればいいなと思います」と期待を込めた。
「手塚治虫文化賞」は、日本の漫画文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫氏の業績を記念し、手塚氏の志を継いで漫画文化の健全な発展に寄与することを目的に、朝日新聞社により1997年に創設された賞。〈マンガ大賞〉〈新生賞〉〈短編賞〉〈特別賞〉の4賞がある。
新生賞は『断腸亭にちじょう』(小学館)のガンプ氏、短編賞は『女の子がいる場所は』(KADOKAWA)のやまじえびね氏が受賞した。さらに特別賞にはホラー、SF、ギャグと幅広い分野でのマンガ文化への貢献と、27年ぶりに発表した新作に対して、楳図かずお氏が受賞した。
入江氏は「このたびは栄えある賞をいただきました」と受賞を喜び、「漫画を書くときはテーマとかを一切考えていなくて、終わりもあまり考えないまま書いている。中高年の話を書いているだけなのにこんな賞を頂いていいんだろうかと思っていたんですけど、(理由を聞いて)いいんだなと思えるようになりました」と笑みを見せた。
続けて「去年連載が終わったんですけど、ちょうど90歳の母の認知症がひどくなってしまって大変でした。最終巻を書いているときに、家で面倒を見られないから老人ホームに入ってもらうことになりまして…。それで逆にめっちゃ元気になるような漫画にしてやると気合いが入り、主人公に助けられながらなんとかなった1年でした」と振り返った。
また、10月期に菅野美穂主演でドラマ化されることが決定したことにも喜びつつ「ドラマも、見た方が元気になるようなドラマになればいいなと思います」と期待を込めた。
新生賞は『断腸亭にちじょう』(小学館)のガンプ氏、短編賞は『女の子がいる場所は』(KADOKAWA)のやまじえびね氏が受賞した。さらに特別賞にはホラー、SF、ギャグと幅広い分野でのマンガ文化への貢献と、27年ぶりに発表した新作に対して、楳図かずお氏が受賞した。
2023/06/08