中京テレビ・日本テレビ系『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』（毎週火曜　後7：00）のきょう6日放送回では、「ウマい…はず記憶喪失マグマ中華」のエピソードを届ける。ゲストは、DAIGO、松島聡（Sexy Zone）、工藤美桜。

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　入社1年目の『オモウマい店』スタッフたちが総出で行っている検証企画が、街行く人に「1000回以上通ったお店を教えてください！」と聞いて回るというもの。全国各地で聞き込みを行うも、さすがにコンビニやチェーン店以外で1000回以上同じ店に通ったと断言できる人は少なく、調査は手詰まり状態。

　そんな中、「今月4回行っている。死ぬまでの間に1000回通いたい！」と熱いプレゼンを受け、神奈川県茅ヶ崎市の中華屋へ向かう。テーブルのあちこちから客の「熱っ！」との声が聞こえる同店の名物は「肉ソバ」（900円）で、国産豚バラ肉、白菜、キクラゲ、小松菜などの具材が入ったトロトロでアツアツのあんかけが特徴。

　ソバを口にするとほぼ全員が「超アチぃよ」「あっちぃ！」と声に出してしまうほどで、常連客は「何回これでヤケドしたか」「熱さの方が記憶に残っている」といいながら、「味は最高」と太鼓判を押す。

　約1.5合とボリュームたっぷりの「チャーハン」（850円）も名物メニュー。卵、メンマ、ハム、チャーシュー、ネギなどを入れ、塩とコショウで味付けしたシンプルなものながら、一気に2杯完食する人や、子どもも「うめぇ」と満足げな表情を浮かべる。

　店主は茅ヶ崎の有名店を6年前に独立し、現在の店を構えたという。午前11時オープンだが、5時30分から厨房に入り、すべての仕込みをひとりで行う。特に4種の調味料で味付けをしているメンマは約4キロ、ラーメン200杯分相当を用意し、それを40分以上かけて刻むのがルーティーン。ちなみに料理がヤケドしそうなほどアツアツの理由について、「中華はアチぃだろ、和食じゃねぇんだもん」「熱くないとおかしいじゃん」という。

　午後9時に営業終了後、2時間かけて掃除を行ったあと、翌日の仕込みも1人で行う。「1人でキツイなと思うけど、楽しいよね。辛いけど楽しい」と、すべて自分の手でやることに店主は価値を見出している。