俳優の仲村トオルと舘ひろしが、往年の刑事ドラマ（『西部警察』『あぶない刑事』『太陽にほえろ』）を彷彿とさせるハードボイルドさと、最新鋭のガジェットを駆使して大暴れするドラマ『さらば、銃よ　警視庁特別銃装班』（全8話）が、　NTTドコモの新しい映像配信サービス「Lemino」とサービス提供中の「ひかりTV」で独占配信中。レジェンド俳優による夢の競演を、間近で目の当たりした鈴木仁とLicaxxx（リカックス）が、仲村＆舘の“凄み”を語った。

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　同ドラマは、『踊る大捜査線』シリーズや『SP 警視庁警備部警護課第四係』などのヒット作を手がけた本広克行が総監督を務め、冲方丁の原案小説「SGU　警視庁特別銃装班」を完全実写ドラマ化。銃が蔓延し、治安が著しく悪化した日本を舞台に、超法規的措置として、銃火器及び爆薬の使用が許可され、警察内部だけでなく民間からも登用された前代未聞の少数精鋭のチーム、警視庁特別銃装班、「通称」SGU（Special Gun Unit）が、銃、特殊車両、最新技術を駆使し凶悪犯に立ち向かう予測不能なストーリー。

■鈴木仁は天才ハッカー役を熱演

　鈴木は、『今夜すきやきだよ』（23年、テレビ東京）をはじめ、数々のドラマに出演。これまで演じてきた年下彼氏や学生役から一転し、本作は凶悪犯に立ち向かう天才エンジニア／ハッカーの桶川劉生を演じている。

　肉体派が集うSGUメンバーの中では異色な頭脳派で、小型ドローンなどの最新鋭のガジェット、持ち前のハッキング技術を駆使しメンバーを裏からサポートする桶川。普段は誰に対しても生意気な口調だが、過去に警視庁のコンピューターをハッキングし逮捕され、その際に取り調べを行ったSGUのリーダー真木（仲村）に救われた過去があり、真木に対しては頭が上がらない。

　そんな桶川というキャラクターを作り上げるにあたり、「型にとらわれることなく楽しく演じる」ことにこだわったという鈴木。「桶川は刑事ですが、刑事の専門的なことを学んで入ってきたわけではないので、そこは一般人としての自由さを存分に出しました」と語っている。事件発生時も緊迫した状況を楽しむかのように余裕を見せる桶川は、SGUにとっても貴重な存在だ。

■Licaxxx、ソシオパス全開の元機動隊員役で大暴れ

　Licaxxxは、DJ、ビートメイカーとしてクラブカルチャーの最前線に立ちながら、ラジオパーソナリティー、執筆など、マルチに活動する中、本作でドラマ初出演を果たした。ソシオパスな元機動隊でSGUの紅一点、暁真奈美を演じている。

　どんな危険な状況でも顔色一つ変えず、躊躇なく犯人に引き金を引くソシオパスな性格であり、ほかのSGUメンバーに対してもあまりつるむことの無い暁だが、リーダーの真木（仲村）とSGUの創設者、花田（舘）には絶対的な信頼を寄せる情に熱い部分も見え隠れする魅力的なキャラクターだ。

　武闘派の暁を完璧に演じるため、「3ヶ月前から体幹トレーニングや拳銃について勉強し挑みました」と明かし、演技初挑戦ながら、体当たりのアクションを堂々とやり遂げた。「SFハードボイルドヲタとして、拳銃を使ったアクションが経験できてうれしかった」と充実した撮影を振り返っている。

■名優・仲村トオル＆舘ひろしの“凄み”

　劇中でも仲村と舘が演じる真木と花田に一目置く若手刑事を演じた鈴木とLicaxxxは、レジェンドと現場を共にした喜びを次のように語っている。

　Licaxxxは、「”あぶない刑事”ファンとしてお二人とご一緒するというのは、まるでマルチバースでも体験しているかのような気持ちでした。演技を超えてご本人から滲み出る優しさこそがハードボイルドをつくりあげているんだ！と感じ、自分も背中を見て育ちたいと思われるような人になろうと思いました」と、喜びを全開にした。

　鈴木も、「細かい動作から大きい動作まで、撮影現場で実際に見ていて、違和感が1つもないことの凄さは特に感じました。誰しもどうしても苦手だったり、慣れていない動作だったり、映像に映らない部分もあると思うので。立ち姿はもちろん、何をしていてもカッコよかったです」と語っており、仲村と舘が魅せる現場での振る舞いから多くのことを学んだようだ。

　ルール無用で破天荒、軽妙でスタイリッシュ、そして正義感と情熱にあふれた「ハードボイルドでカッコいい刑事」たちが、令和の今、最新のテクノロジーを携え、容赦ないガンアクション、手に汗握るカーアクション、近年見られないド派手な演出で、現代を舞台に暴れ回る。