現役を引退した元ラグビー日本代表・五郎丸歩氏（37）が6月1日、都内で行われた『adidas MOVE FOR THE PLANET キックオフチャレンジ』に出席した。

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　現在は、ラグビー・静岡ブルーレヴズのCRO（クラブ・リレーションズ・オフィサー）を務める五郎丸氏は「シーズンが終わったばかりなので休めると思ったんですけど、来シーズンのイベントどうするか、ファンクラブどうするか考えています」と近況を報告。現役は引退したが、運動はしているそうで「家から会社まで15キロを自転車で通っています」と明かした。

　イベントでは、五郎丸氏と阿部詩選手が、PK対決に挑戦した。勝負はサドンデスにもつれ込むも、横浜F・マリノスのマスコットキャラクター・マリノスケに加えてキーパーの位置についたあるアルバルク東京のマスコットキャラクター・ルークの健闘により、“五郎丸ポーズ”で集中力を高めた詩選手が勝利。「楽しかったです！ポーズも生で見られて良かったです！」と笑顔を見せた。

　アディダス ジャパンは、きょう1日から12日の期間中、世界規模のサステナビリティムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」を開催する。「アディダス ランニングアプリ」で事前登録した人が、全34種類のアクティビティのいずれかを10分間行うたびに、アディダスが「COMMON GOAL」に1ユーロを寄付。寄付金は、スポーツを通じた環境保護の意識啓発や活動を促すプロジェクトに使われる。

　「僕らの幼少期って30度を超えることはない。日常的に超える危険な暑さになってきている」と地球環境に危機感を感じている五郎丸氏は、「子どもたちの未来のためにも大人が頑張っていい姿を見せられればいいな。コロナが落ち着いてきたのでみんな仲間になって体を動かしてほしいなと思います」と呼びかけた。

　イベントには、横浜F・マリノス（サッカー）所属の永戸勝也選手、吉尾海夏選手、マリノスケとアルバルク東京（バスケットボール）所属の安藤周人選手、ザック・バランスキー選手、ルークも出席した。