俳優の役所広司が、フランス現地時間27日夜に開催された「第76回カンヌ国際映画祭」授賞式で最優秀男優賞を受賞した。コンペティション部門に出品されたヴィム・ヴェンダース監督の『PERFECT DAYS』で役所が演じた、主人公の“平山”が、審査員や観客たちの心をつかんだ。授賞式直後に行われた日本の記者向け取材で役所は「この賞に恥じないように頑張らなきゃな」と、心境を語った。
数々の傑作を世に送り出し続けたヴィム・ヴェンダースが、日本の公共トイレを題材に、清掃員として働く平山という男の日々の小さな揺らぎを丁寧に追いながら紡いだ作品。インタビューで役所は「平山の暮らしぶりをイメージさせるような環境を監督が整えてくださった」と明かしており、25日の公式上映では約10分間のスタンディングオベーションで、カンヌの観客から大きな評価を得ていた。
日本人として是枝裕和監督の映画『誰も知らない』(2004年)で受賞した柳楽優弥以来、19年ぶり2人目の最優秀男優賞に選ばれた役所は、授賞式の壇上にて感激に包まれながら、「こうやってこんな華々しいカンヌ映画祭でスピーチをするのはあんまり好きじゃない」とはにかみながら、製作の柳井康治をはじめ、監督のヴィム・ヴェンダース、脚本の高崎卓馬、そしてスタッフ、キャスト、事務所のスタッフ、家族に心をこめて感謝の意を表した。
授賞式後のインタビューで、海外進出について話が及ぶと、「自分の表現が役に立つような良い作品があれば参加したいとは思っています。基本的には、自分たちの国の映画で、世界中の人たちに楽しんでもらえるのが、一番の早道かな」と語った。
役所は、「第50回カンヌ国際映画祭」にて、主演作『うなぎ』(今村昌平監督)がパルム・ドールを受賞。最優秀男優賞は初の受賞となった。また『PERFECT DAYS』は、独立賞のエキュメニカル審査員賞も受賞した(第74回で『ドライブ・マイ・カー』が受賞)。
日本で企画、製作され、役所のほか、新人の中野有紗、麻生祐未、田中泯、柄本時生、アオイヤマダ、石川さゆり、三浦友和らが出演している本作のほか、是枝監督の『怪物』が脚本賞(坂元裕二)と独立賞の「クィア・パルム賞」受賞。日本映画が、約2週間のカンヌ映画祭の最後を華々しく飾る結果となった。
数々の傑作を世に送り出し続けたヴィム・ヴェンダースが、日本の公共トイレを題材に、清掃員として働く平山という男の日々の小さな揺らぎを丁寧に追いながら紡いだ作品。インタビューで役所は「平山の暮らしぶりをイメージさせるような環境を監督が整えてくださった」と明かしており、25日の公式上映では約10分間のスタンディングオベーションで、カンヌの観客から大きな評価を得ていた。
授賞式後のインタビューで、海外進出について話が及ぶと、「自分の表現が役に立つような良い作品があれば参加したいとは思っています。基本的には、自分たちの国の映画で、世界中の人たちに楽しんでもらえるのが、一番の早道かな」と語った。
役所は、「第50回カンヌ国際映画祭」にて、主演作『うなぎ』(今村昌平監督)がパルム・ドールを受賞。最優秀男優賞は初の受賞となった。また『PERFECT DAYS』は、独立賞のエキュメニカル審査員賞も受賞した(第74回で『ドライブ・マイ・カー』が受賞)。
日本で企画、製作され、役所のほか、新人の中野有紗、麻生祐未、田中泯、柄本時生、アオイヤマダ、石川さゆり、三浦友和らが出演している本作のほか、是枝監督の『怪物』が脚本賞(坂元裕二)と独立賞の「クィア・パルム賞」受賞。日本映画が、約2週間のカンヌ映画祭の最後を華々しく飾る結果となった。
2023/05/28