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フランス現地時間27日夜に開催された「第76回カンヌ国際映画祭」授賞式で、コンペティション部門に出品された是枝裕和監督の映画『怪物(インターナショナルタイトル:MONSTER)』(6月2日公開)が脚本賞を受賞した。脚本を手がけた坂元裕二は一足先に帰国しており、日本でその知らせを聞いて、「夢かと思いました。この脚本は、たった一人の孤独な人のために書きました。それが評価されて感無量です」とコメントを寄せた。 映画『怪物』は、大きな湖のある郊外の町の小学校で起きた出来事をめぐり、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子どもたち(黒川想矢、柊木陽太)の食い違う主張が、次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていくストーリー。「羅生門(※)」形式とも呼ばれる、一つの出来事を立場が違う複数の視点で描いた三部構成になっている。

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  • 「第76回カンヌ国際映画祭」で脚本賞を受賞した是枝裕和監督と脚本を手がけた坂元裕二(C)2023 Getty Images
  • 「第76回カンヌ国際映画祭」授賞式。脚本賞を受賞した『怪物』の是枝裕和監督 (C)2023 Getty Images
  • 「第76回カンヌ国際映画祭」授賞式。パルム・ドールに選ばれたジュスティーヌ・トリエ監督、脚本賞を受賞した『怪物』の是枝裕和監督、最優秀男優賞を受賞した役所広司(C)2023 Getty Images
  • 「第76回カンヌ国際映画祭」授賞式。脚本賞を受賞した『怪物』の是枝裕和監督(右)(C)2023 Getty Images
  • 「第76回カンヌ国際映画祭」で脚本賞を受賞した是枝裕和監督と最優秀男優賞を受賞した役所広司(C)2023 Getty Images
  • 「第76回カンヌ国際映画祭」授賞式。脚本賞を受賞した『怪物』の是枝裕和監督(C)2023 Getty Images
  • 「第76回カンヌ国際映画祭」授賞式。脚本賞を受賞した『怪物』の是枝裕和監督(C)2023 Getty Images

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