格闘技『RIZIN』のYouTubeチャンネルで23日、榊原信行CEOがゲストを迎えるトーク番組『榊原社長に呼び出されました 2023』が生配信され、今月6日の『RIZIN.42』で元谷友貴に勝利した朝倉海がゲスト出演した。
番組では、7月に行われる海VSアーチュレッタ戦の話題を中心に、海のベラトール参戦プランや、6月24日に開催される『RIZIN.43』(北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)などについて、1時間にわたって語られた。ORICON NEWSでは出演直後の榊原CEOに単独インタビューを実施。7月大会のビッグプランについて最新情報を聞いた。
■7月大会は「会場の規模や演出、誰を軸にするか、総合的に考えをまとめています」
――生配信おつかれさまでした。この番組はさまざまなRIZINファイターが登場し、榊原さんとじっくり語り合っていますが、榊原さんとファイターが直接話す機会は多いのでしょうか?
【榊原】よく話をする選手もいるし、この番組で久しぶりだねっていう選手もいますが、なるべく選手とのコミュニケーションを積極的に取るようにしています。マネージャーや代理人などスタッフを介してではなく、選手と直接話さないとわからないことも多いですから。
――次回ゲストは鈴木千裕選手と発表されましたが、今後も定期的に続けていきますか?
【榊原】そこは見てくださる方の支持によってですし、あまり再生回数が伸びないならいみはないかもしれないけど、スパチャとかで質問をしてくださるのはありがたいですね。
――その鈴木選手とクレベル・コイケ選手のフェザー級タイトルマッチが行われる『RIZIN.43』まで残り1ヶ月となりました。
【榊原】あと2試合くらい追加して、さらに盛り上げて皆さんに喜んでもらえるようなことを考えています。試合数はかなり多くなりますが、初めての北海道での開催なので出し惜しみなくやりたいですし、地元に錦を飾るじゃないけど北海道出身のファイターの試合を入れたいと思っています。
――そして、朝倉海VSアーチュレッタ戦が行われる7月大会も、2ヶ月後に迫ってきました。海さんとのトークでこの大会に大きなプランがあるとお話しされていたり、東スポの記事だと会場のさいたまスーパーアリーナを集客4万人規模のスタジアムバージョンで開催すると出ていました。
【榊原】コロナ対策もフェーズが変わってきて、4万人規模の会場でやるという大きなスケール感は出したいと思いつつ、広すぎると試合が見えにくいという現実もあります。PPVでの視聴習慣も浸透してきて、顧客満足度とのバランスも考えているところですが、みんながドキドキハラハラするようなイベントにするために総合的に考えをまとめているところです。
――大会場となると、出場選手もビッグネームが必要になってきますが、その準備も進んでいる?
【榊原】そうですね。ビッグネームというと、昨年9月に出たフロイド・メイウェザーみたいなスーパースターを連れてくるプランもあるけど、企画として目新しかったり、皆さんに楽しんでもらえたり驚いてもらえるものを演出としてどう組み立てるか、その中にどんな選手が軸となるか、最終的に詰めているので、今月中に会見で発表します。
――いまRIZINで最も集客力があるのは、間違いなく朝倉未来&朝倉海の朝倉兄弟です。
【榊原】未来が出た4月29日の『RIZIN LANDMARK 5』と、海が出た5月6日の『RIZIN.42』、この2つの結果を見ると今年のGWは朝倉兄弟が話題を全部持っていきました。この2人が出てこないとビッグイベントイベントは成立しないので、その方向で最終調整しています。そういえば、先週あたり急に「パッキャオ」がトレンドワード入りしてたみたいですね(笑)。
■UFC王者・ガヌーの移籍も「それだけでファンが熱狂するほど、格闘技は簡単ではない」
――RIZINに関するワードがトレンド入りすることも多くなり、ブームの盛り上がりを感じる機会も増えてきました。
【榊原】皆さんの生活の中で気になるものとしてRIZINが視界に入ってきたのなら、それは本当にありがたいことですし、その期待をガッカリさせないように、いい意味での裏切りやサプライズは作り出せるように頑張ります。海とのトークでも話しましたが、ケージorリング論もそうだけど、RIZINというフォーマットを固めすぎずにファイターやファンの要望を聞いて、柔軟にやっていきたいですね。格闘技のプロモーターって「俺たちはこうだから、こうじゃなきゃダメなんだ!」っていう人が多くて、それも大事だけど僕たちはファイターやファンに寄り添って、ファイターのモチベーションを上げて、やりたいことを無限化させることも大事だと思っています。
――いろんな人の意見を聞くのも大事ですが、それだけ調整するプロモーター側の苦労も増えると思います。
【榊原】面倒なことも多いけど(笑)、そこに逃げずに向き合って、いいものを取捨選択していきます。トレンドって風を読むことが本当に大事で、1ヶ月前にすごく盛り上がってたことでも、すぐに「まだその話をしてるの?」ってなってしまう。例えば、先日のBreakingDownで未来が「日韓戦をやっても面白い」と話していたけど、それを半年後の年末大会でやろうと言っても「なんだっけ?」となるかもしれない。タイミングってすごく大切なので、面倒なことも前向きにやっていこうと思います。
――格闘技の世界的トレンドも日々変わっており、世界最大のUFCのヘビー級王者だったフランシス・ガヌーが王者のまま離脱し、PFLという団体に移籍するという大きなサプライズもありました。
【榊原】一寸先は読めない状況で、混沌としていますよね。ただ、僕が思うのは“UFC王者のガヌー”だから見たいのであって、別の団体でよくわからない選手と戦う姿はそんなに見たいと思わない。有名選手が出るだけでファンが熱狂するなんて、格闘技はそんなに簡単な話ではないですよ。ガヌーがPFLに行って誰と何を賭けてどんな覚悟で戦うのか、格闘技ファンが見たいのは、そこですから。ボクシングのスーパーファイトをやって本格参戦するのは来年ということだけど、その間にもMMAの歴史は進んでいくので、すぐに忘れ去られてしまうかもしれない。逆に、未来や海は1年4ヶ月もMMAから離れても復帰戦で存在感を見せつけたから、やはり2人ともすごい選手です。
――2人とも強さはもちろん、セルフプロデュースにも長けています。今の時代のファイターは、強さだけでなくSNSでの見せ方なども求められていますね。
【榊原】SNSも最低限のマナーやルールはあるし、僕らも指導したりするけれど、僕としては自由にそれぞれの責任としてやってもらいたいです。規制したほうがいいっていう声もあるけど、それをやっちゃうと「RIZINに言われたから、こう書きました」みたいなことになって、今の時代の正しいあり方じゃなくなってしまう。日本人は型にはめたがるけど、今はそこからはみ出すことで個性が輝くし、格闘技は団体スポーツじゃなくて個人競技だから選手ごとの発言力や発信力が注目されやすい。人間性が見えてくることが格闘技の面白さだと思っています。
※7月大会の詳細は、きょう27日開催の会見で発表予定。
◆『RIZIN.43』
日時:6月24日
会場:北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
対戦カード:RIZINフェザー級タイトルマッチ クレベル・コイケVS鈴木千裕 ほか全15試合(追加予定)
チケット:発売中/斎藤裕選手がアンバサダーを務めるお得なチケット付きツアーも開催
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
番組では、7月に行われる海VSアーチュレッタ戦の話題を中心に、海のベラトール参戦プランや、6月24日に開催される『RIZIN.43』(北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)などについて、1時間にわたって語られた。ORICON NEWSでは出演直後の榊原CEOに単独インタビューを実施。7月大会のビッグプランについて最新情報を聞いた。
■7月大会は「会場の規模や演出、誰を軸にするか、総合的に考えをまとめています」
――生配信おつかれさまでした。この番組はさまざまなRIZINファイターが登場し、榊原さんとじっくり語り合っていますが、榊原さんとファイターが直接話す機会は多いのでしょうか?
【榊原】よく話をする選手もいるし、この番組で久しぶりだねっていう選手もいますが、なるべく選手とのコミュニケーションを積極的に取るようにしています。マネージャーや代理人などスタッフを介してではなく、選手と直接話さないとわからないことも多いですから。
――次回ゲストは鈴木千裕選手と発表されましたが、今後も定期的に続けていきますか?
【榊原】そこは見てくださる方の支持によってですし、あまり再生回数が伸びないならいみはないかもしれないけど、スパチャとかで質問をしてくださるのはありがたいですね。
――その鈴木選手とクレベル・コイケ選手のフェザー級タイトルマッチが行われる『RIZIN.43』まで残り1ヶ月となりました。
【榊原】あと2試合くらい追加して、さらに盛り上げて皆さんに喜んでもらえるようなことを考えています。試合数はかなり多くなりますが、初めての北海道での開催なので出し惜しみなくやりたいですし、地元に錦を飾るじゃないけど北海道出身のファイターの試合を入れたいと思っています。
――そして、朝倉海VSアーチュレッタ戦が行われる7月大会も、2ヶ月後に迫ってきました。海さんとのトークでこの大会に大きなプランがあるとお話しされていたり、東スポの記事だと会場のさいたまスーパーアリーナを集客4万人規模のスタジアムバージョンで開催すると出ていました。
【榊原】コロナ対策もフェーズが変わってきて、4万人規模の会場でやるという大きなスケール感は出したいと思いつつ、広すぎると試合が見えにくいという現実もあります。PPVでの視聴習慣も浸透してきて、顧客満足度とのバランスも考えているところですが、みんながドキドキハラハラするようなイベントにするために総合的に考えをまとめているところです。
――大会場となると、出場選手もビッグネームが必要になってきますが、その準備も進んでいる?
【榊原】そうですね。ビッグネームというと、昨年9月に出たフロイド・メイウェザーみたいなスーパースターを連れてくるプランもあるけど、企画として目新しかったり、皆さんに楽しんでもらえたり驚いてもらえるものを演出としてどう組み立てるか、その中にどんな選手が軸となるか、最終的に詰めているので、今月中に会見で発表します。
――いまRIZINで最も集客力があるのは、間違いなく朝倉未来&朝倉海の朝倉兄弟です。
【榊原】未来が出た4月29日の『RIZIN LANDMARK 5』と、海が出た5月6日の『RIZIN.42』、この2つの結果を見ると今年のGWは朝倉兄弟が話題を全部持っていきました。この2人が出てこないとビッグイベントイベントは成立しないので、その方向で最終調整しています。そういえば、先週あたり急に「パッキャオ」がトレンドワード入りしてたみたいですね(笑)。
■UFC王者・ガヌーの移籍も「それだけでファンが熱狂するほど、格闘技は簡単ではない」
【榊原】皆さんの生活の中で気になるものとしてRIZINが視界に入ってきたのなら、それは本当にありがたいことですし、その期待をガッカリさせないように、いい意味での裏切りやサプライズは作り出せるように頑張ります。海とのトークでも話しましたが、ケージorリング論もそうだけど、RIZINというフォーマットを固めすぎずにファイターやファンの要望を聞いて、柔軟にやっていきたいですね。格闘技のプロモーターって「俺たちはこうだから、こうじゃなきゃダメなんだ!」っていう人が多くて、それも大事だけど僕たちはファイターやファンに寄り添って、ファイターのモチベーションを上げて、やりたいことを無限化させることも大事だと思っています。
――いろんな人の意見を聞くのも大事ですが、それだけ調整するプロモーター側の苦労も増えると思います。
【榊原】面倒なことも多いけど(笑)、そこに逃げずに向き合って、いいものを取捨選択していきます。トレンドって風を読むことが本当に大事で、1ヶ月前にすごく盛り上がってたことでも、すぐに「まだその話をしてるの?」ってなってしまう。例えば、先日のBreakingDownで未来が「日韓戦をやっても面白い」と話していたけど、それを半年後の年末大会でやろうと言っても「なんだっけ?」となるかもしれない。タイミングってすごく大切なので、面倒なことも前向きにやっていこうと思います。
――格闘技の世界的トレンドも日々変わっており、世界最大のUFCのヘビー級王者だったフランシス・ガヌーが王者のまま離脱し、PFLという団体に移籍するという大きなサプライズもありました。
【榊原】一寸先は読めない状況で、混沌としていますよね。ただ、僕が思うのは“UFC王者のガヌー”だから見たいのであって、別の団体でよくわからない選手と戦う姿はそんなに見たいと思わない。有名選手が出るだけでファンが熱狂するなんて、格闘技はそんなに簡単な話ではないですよ。ガヌーがPFLに行って誰と何を賭けてどんな覚悟で戦うのか、格闘技ファンが見たいのは、そこですから。ボクシングのスーパーファイトをやって本格参戦するのは来年ということだけど、その間にもMMAの歴史は進んでいくので、すぐに忘れ去られてしまうかもしれない。逆に、未来や海は1年4ヶ月もMMAから離れても復帰戦で存在感を見せつけたから、やはり2人ともすごい選手です。
――2人とも強さはもちろん、セルフプロデュースにも長けています。今の時代のファイターは、強さだけでなくSNSでの見せ方なども求められていますね。
【榊原】SNSも最低限のマナーやルールはあるし、僕らも指導したりするけれど、僕としては自由にそれぞれの責任としてやってもらいたいです。規制したほうがいいっていう声もあるけど、それをやっちゃうと「RIZINに言われたから、こう書きました」みたいなことになって、今の時代の正しいあり方じゃなくなってしまう。日本人は型にはめたがるけど、今はそこからはみ出すことで個性が輝くし、格闘技は団体スポーツじゃなくて個人競技だから選手ごとの発言力や発信力が注目されやすい。人間性が見えてくることが格闘技の面白さだと思っています。
※7月大会の詳細は、きょう27日開催の会見で発表予定。
◆『RIZIN.43』
日時:6月24日
会場:北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
対戦カード:RIZINフェザー級タイトルマッチ クレベル・コイケVS鈴木千裕 ほか全15試合(追加予定)
チケット:発売中/斎藤裕選手がアンバサダーを務めるお得なチケット付きツアーも開催
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
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2023/05/27