フランスで開催中の「第76回カンヌ国際映画祭」。世界中のセレブたちが集まる華やかな場に、今年は日本からの参加者が例年以上に多め。レッドカーペットでの着用ブランドをチェックした。

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　現地時間23日に、ワールドプレミア（世界初上映）が行われた北野武監督の最新作『首』（カンヌ・プレミア部門）では、出演俳優の西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、浅野忠信、大森南朋らが現地入りし、レッドカーペットを堂々と歩いた。

　“本能寺の変”を題材にした、戦国エンターテインメント『首』に、明智光秀役で出演する西島のタキシードは米国の「トム・フォード」。シューズは、革靴好きなら誰もが知る英国のブランド「ジョン・ロブ」。

　織田信長役の加瀬は、イタリアの「ブリオーニ」のタキシードを着用。秀吉に憧れる百姓・難波茂助役で出演する獅童は、日本の“正装”「紋付袴」で登場した。

　黒田官兵衛役で出演する浅野のタキシードも「トム・フォード」。秀吉の弟・羽柴秀長を演じる大森のタキシードはユナイテッドアローズのオリジナルレーベル「ソブリン」であることが判明した。

■コンペ参加の是枝組は？

　現地時間16日のオープニング・セレモニーに参加した是枝裕和監督は「プラダ」。翌17日、『怪物』（コンペティション部門）の公式上映のレッドカーペットには「アルマーニ」のタキシードで登場。

　『怪物』に出演する永山瑛太は「グッチ」、中学生の黒川想矢は所属事務所社長で俳優の舘ひろしが仕立てた「TAGURU」のタキシード。同じく中学生の柊木陽太が着用していたのは「アルマーニ」だった。そして、白いドレスで目を引いた安藤サクラは「シャネル」、ジュエリーも「シャネル」をまとっていた。