幾度となく映像化されてきたスイスの作家ヨハンナ・シュピリの児童書『アルプスの少女ハイジ』を、B級エログロバイオレンスバージョンにアレンジしたエクスプロイテーション映画『マッド・ハイジ』（7月14日公開、R18＋）より、アルプスの少女がなぜ、“18禁”キャラになったのか、その経緯をまとめたキャラクター動画が解禁となった。

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　本作は、愛するペーターと家族を失ったハイジが、邪悪な独裁者を血祭りにあげ、母国の開放に立ち上がる、というストーリー。

　チーズ製造会社のワンマン社長にしてスイス大統領でもある強欲なマイリは、自社製品以外のすべてのチーズを禁止する法律を制定。スイス全土を掌握し、恐怖の独裁者として君臨した。それから20年。アルプスの大自然を駆け回り、健やかに育ったハイジ。ヤギ飼いのペーターと愛をささやき合い、幸せな日々をすごしていた。

　しかし、禁制のヤギのチーズを闇で売りさばいていたペーターは、見せしめにハイジの眼前で処刑されてしまう。絶望のどん底に突き落とされたハイジは覚醒！　復讐を果たすため「教えておじいさん、復讐の仕方を」と猛特訓に励む。

　すっかりたくましくなったハイジは、「全員ぶっ殺してやる！　クソ野郎ども」とこれまで口にしたこともないであろう酷い言葉を発し、ハルバードを振り回して、兵士たちを一網打尽に。次第に生き生きとした表情で兵士の首を素手でひねって瞬殺していく。終いには「これで、ヨーデルしてな」と下ネタにまで手を出し、男性兵士の局部に武器を突き刺したり、真っ二つに切り裂くという成長っぷりを見せつける。「私はもういい子じゃない」と、仲間たちとともに復讐を誓うハイジだった。

　なお、ハイジのキャラクター紹介動画と、それに続く予告編は「18禁」シーンへの自主規制が施されている。

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