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キム・ウビン&ソン・スンホン、『配達人』終末世界の舞台裏を明かす特別映像解禁

 韓国ドラマ『私たちのブルース』『相続者たち』などのヒット作品に出演してきたキム・ウビンが、ラブロマンス作品でのイメージを覆す冷酷無比なダークヒーローを演じるNetflixシリーズ『配達人 〜終末の救世主』。先週12日より独占配信がスタートし、日本の「今日のシリーズTOP10」で4位を獲得するなど、注目を集めている。

Netflixシリーズ『配達人〜終末の救世主〜』独占配信中

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 キム・ウビンが演じる本作の主人公5‐8は、向かうところ敵なしの並外れた戦闘能力を持つ配達人。大気汚染の影響でわずか1%にまで激減した人類はバーコードにより階級化され、貧富の差は拡大。バーコードが付与されず、酸素や安全な居住区を持つことさえ許されない困窮者たちに“酸素”を運んでいるのが、配達人の5-8。理不尽な世界の構造を変えようと暗躍する。

 そんな“終末世界”をよりリアルに、よりドラマチックに描き出すために、徹底してこだわったことや、細やかな設定について、キム・ウビンや世界を牛耳るリュ・ソクを演じたソン・スンホン、監督のチョ・ウィソクらが解説する特別映像が公開されている。

 劇中では貧富に応じて居住エリアが分断されているが、その設定についてチョ・ウィソク監督は「難民区域は砂漠のような環境にした。一般区域で見せたかったのは規格化された同じ家に住む人たちだ。特別区域は薄暗い。地下だから太陽が見え
ない。コア区域は唯一酸素が自由に吸え、必需品が豊富にある。この区域だけ緑地がある」「(階級によって)異なるマスク(をつけること)で、人物を描写できると考えた」と解説している。

 キム・ウビンは、「彼の行動原理と彼がここまでやる理由を忘れないように努めた。そうすることにより、“5‐8”になりきることができた」と役作りを振り返る。また、「全ての登場人物が動機を持って行動する。登場人物の思考や感情、行動を考えてみてほしい。そうすれば作品をもっと深く楽しめるはず」と、自信をのぞかせた。

 排他的な住民移住計画を企むチョンミョン・ グループCEOのリュ・ソク役のソン・スンホンも、「“誰かを犠牲にする必要がある”その考えを作品で表現するのが私の仕事だ。視聴者がリュ・ソクに共感できるように」と、悪役の役割について言及している。

 5-8は、曲者だらけの終末世界で、世の中を牛耳る組織を打ち破り、人類の窮地を救うことはできるのか!?

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