俳優の役所広司（67）が13日、都内で行われた映画『銀河鉄道の父』の公開記念御礼舞台あいさつに菅田将暉（30）、森七菜（21）、成島出監督（62）とともに出席した。

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　この日のイベントは、全国321館の劇場にライブビューイングを実施。今月5日に能登地方を震源とする地震に見舞われた石川県でも中継が行われ、役所は冒頭のあいさつで「最近、日本中で地震が起きて、特に石川県の能登地方の皆さんは、まだまだ復旧まで時間がかかると思います。この場を借りてお見舞い申し上げます」と語った。

　本作は世界中から愛される作家・宮沢賢治を深い愛情で支えた家族の物語を描き、第158回直木賞を受賞した門井慶喜氏の同名小説を映画化。賢治の父で本作の主人公・政次郎を役所が演じ、賢治役を菅田、妹・トシ役を森が演じる。

　トークセッションでは、本作に込めた“こだわり”を問われ、役所は「この21歳から70何歳まで演じます。この21歳の時の僕は必見です。お楽しみください。一生懸命、メイクさんが若返る努力をしてくれました」と笑顔で告白。

　森の実年齢も21歳とあって「同級生です（笑）」とはにかんだ役所は「支度中にメイクでシワが減っていく自分を楽しんでいました」とノリノリな様子だった。