お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司(44)、たかし(37)が9日、都内のスタジオで行われた映画『それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』(6月30日公開)の公開アフレコイベントに登壇した。 アンパンマンは、1988年10月からテレビアニメがスタートし、翌89年3月には劇場版が初公開。昭和、平成、令和と3つの時代を通して「愛と勇気」を届けてきた。今作は、映画&テレビ35周年、絵本『あんぱんまん』(作・絵:やなせたかし氏)誕生50周年の記念作品。「ロボ彗星」に住むなんでも作れるロボットの女の子・ロボリィが、たった1つだけ作れない“大切なもの”があることを知り、それを見つけるためロボ彗星を飛び出してしまうことから物語が始まる。 なんでも作れるロボットたちでもたった1つだけ作れない“大切なもの”があることをロボリィ(桐谷美玲)に教える、ロボ彗星の長老・ロボじいを斎藤、ばいきんまんとロボ彗星で大暴れするロボ・カビルンルンをたかしが演じる。 斎藤は右手と右足を同時に出しながら緊張した面持ちでマイクの前に立ち、たかしに「老眼?」とツッコまれるほど台本を離すなど、芸人魂を忘れずにアフレコに臨んだ。完璧な収録かと思われたが、最後に「ちょ、ちょ待てよ!」となぜか“ロボタク”を出現させ、会場は大笑い。「意図しない自分が出ちゃった。本番は真面目にやっています。元社会人なので」と弁明していた。 桐谷も「さすがですよね。一緒に撮っていたら違う感じになるのかなと思います」と大絶賛。せりふが「カ」と「ビ」の2文字のみで構成されていることをいじられたたかしにも「あんなに『カビカビ』連続で言えるのもすごくないですか」と優しいフォローを入れていた。
2023/05/09