ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

船越英一郎、仕事なくなった“元2時間ドラマの帝王”役で連ドラ主演 フジ系6月開始『テイオーの長い休日』

 “2時間ドラマの帝王”船越英一郎が、6月3日スタートする東海テレビ・フジテレビ系土ドラ『テイオーの長い休日』(毎週土曜 後11:40)に主演することが8日、発表された。船越が、仕事がなくなってしまった“元2時間ドラマの帝王”にふんし、再起に奮闘するヒューマンコメディーとなる。

ドラマ『テイオーの長い休日』で主演を務める船越英一郎 (C)東海テレビ

ドラマ『テイオーの長い休日』で主演を務める船越英一郎 (C)東海テレビ

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 船越が演じるのは、かつて2時間サスペンスで活躍し、“2サスの帝王”と呼ばれた熱護大五郎。時代の流れとともにテレビ局が2時間ドラマ制作から撤退し、1年以上仕事がない状態ながら、自分ルールを曲げられない偏屈なキャラクター。

 まさに長い休日を過ごしていると、彼の前に一人の女性が現れ、「あなたを絶対、再起させます!」と宣言する。彼女はある事情で業界を追われた元敏腕マネージャーで、3人の子どもを抱え、復職したのだった。凸凹コンビでぶつかりながら、世間の荒波に再び乗り出していく。

 7月29日までの全8話予定(FNS27時間テレビのため7月22日は休止)。

■船越英一郎 コメント全文
「船越英一郎で、どんなドラマを作ったら面白いだろうか」
2人のプロデューサーが、“船越ありき”で作り出してくれた作品で、その2人からの熱烈なラブレターとして、受け取らせていただきました。

熱護は、一言で言えば、「不器用でかわいそうな初老の男」です。ほんとうはすごく純粋で、情に厚くて、涙もろくて、俳優としての矜持(きょうじ)、あるいはルールを自分の中にたくさん作り上げている。なんでそんな不器用な生き方をするんだろうか、と思うのですが、自分でルール、“足枷”をたくさんつけて追い込むことで、俳優という表現者にとって最もふさわしい生きざまを貫いているんです。僕、船越英一郎の中に、熱護大五郎が住んでいるようにも思いますし、熱護の中には、僕が住んでいるような気もします。言ってみれば、違う環境で、違う親に育てられた双子、といったようなところでしょうか。

このドラマのいちばんのテーマは「再生」です。どうしても視線が下向きになりがちな3年間が過ぎて、社会全体が再生の時を迎えているような気もします。そうした時に、これから未来に向かっていくみなさんの背中を優しく押すような、そんなあたたかいコメディードラマがここに生まれたと思っています。

お年寄りから小さなお子さんまで、幅広い世代のみなさまに必ず共感していただけると確信しています。今の時代、家族みんなでひとつのテレビを囲むということも多くないかもしれません。でも、それぞれで、このドラマをご覧いただき、ふっと顔を合わせた時に「こないだのテイオーさぁ…」と話題にして家族の団らんが生まれる。そんなドラマになったら、作り手冥利に尽きます。

『テイオーの長い休日』、明るく、楽しい、そしてちょっぴり泣けるドラマです。ぜひともみなさんでご覧ください!

■ストーリー
元2時間サスペンスの帝王・熱護大五郎(船越英一郎)は長い休日のまっただなか。もう1年以上、仕事がない。付き人の売れない俳優・萩原匠とともに、自宅で優雅に過ごす日々。

そんななか、3人の子持ちの元マネージャー・吉田ゆかりは、とある事情を抱え、熱護のマネージメントをすることに。しかしこの男、かなりの偏屈で、ゆかりは振り回される。一方、熱護はゆかりの亡き夫が残した洋食店で起きた不審火騒ぎに興味を持つ。そしてなぜか2サスの主人公の扮装で洋食店に現れて…。

プロデューサーに逆らえない新人脚本家、バラエティでくすぶっているドラマ志望の中堅ディレクター、過去に傷を持つ人気俳優…様々な人間を巻き込みながら、元2サスの帝王・熱護は我が道をまい進していく。

「自分のやり方が時代錯誤だということくらい、百も承知だ」

変われない男と、変わりたい女の人生リベンジマッチが始まる。2サスの帝王は再びスターに返り咲けるのか。

関連写真

  • ドラマ『テイオーの長い休日』で主演を務める船越英一郎 (C)東海テレビ
  • ドラマ『テイオーの長い休日』で主演を務める船越英一郎 (C)東海テレビ
  • ドラマ『テイオーの長い休日』で主演を務める船越英一郎 (C)東海テレビ
  • ドラマ『テイオーの長い休日』より(C)東海テレビ
  • ドラマ『テイオーの長い休日』で主演を務める船越英一郎 (C)東海テレビ

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索