ピン芸人・オジンオズボーン篠宮による大好きな特撮に特化したコラム『オジンオズボーン篠宮暁の特撮ヤベーイ!』。第31回は、『仮面ライダー555』20周年記念作のVシネクスト『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』について思いを明かす。
令和5年5月5日。5が3つ並んだ先日、グランドプリンスホテル新高輪で放送開始から今年で20年となる仮面ライダーファイズのイベント『555x20』が開催された。20周年を迎える年に5が3つ並ぶのは相当な奇跡。何かが起こりそうな気配。冒頭は最終話の映像が流される。幾度となく見たファイズ最終回。見る度にこの最終回からもう何年も経ったのかと感慨深くなったりするが、今回はもうここから19年経ったことを再確認させられた。
そして乾巧役の半田健人さんと園田真里役の芳賀優里亜さんが登場。乾巧はファイズの放送が終わった後もさまざまな作品に出演しているし、真里もTTFCの『アウトサイダーズ』に出演したこともあってそこまでの懐かしさは感じなかったが、二人きりで並ぶ姿を見るとどうしたってグッときてしまう。などと思ってる間に始まったサプライズ重大発表。暗くてよく確認できないがファイズだがファイズと少し違うヒーローが映し出されている。
それはなんとファイズの新作製作発表だった。
どよめきが会場に響き渡る。世界中の洗濯物が真っ白になるみたいに、衝撃で頭の中が真っ白になった人もいただろう。タイトルは『パラダイス・リゲインド』。リゲインドとは取り戻したと言う意味で『パラダイス・ロスト』の反対語となってるタイトルに否が応でも期待が高まる。
ちなみに『パラダイス・ロスト』とは2003年の夏に公開されたファイズの劇場版作品で、さいたまアリーナに約1万人のエキストラを入れての撮影は当時相当な話題となった。また作品自体もその完成度の高さからファンの間では傑作とされている。当時参加されていたエキストラの方が今回このイベントにも来場されてたことが、いかに熱の高い作品だったかの裏付けとなっている。『パラダイス・リゲインド』に本編で死亡してしまっている草加雅人役の村上幸平さんがキャストに名を連ねていると発表されたが、『パラダイス・ロスト』はパラレルワールドのストーリーだったため、『パラダイス・リゲインド』もパラレルワールドとして新たなファイズが描かれるのかが気になるところである。
半田さん、芳賀さんに続いて登壇した脚本家の井上敏樹先生、ファイズのパイロット監督の田崎竜太監督(※崎はたつざき)、そして白倉伸一郎プロデューサー。今や重鎮のお三方かと思いきや、自分は当時すでに重鎮としてお三方を見ていた。しかしよくよく考えてみると白倉さんはまだ30代後半で今の自分よりも若いことに驚く。そんなことより皆さん、上記を見てお気づきだろうか。今年2月まで放送されていた『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』と『ファイズ』は同じ布陣なのである。
ドンブラザーズのタロウとソノイの関係が巧と木場の関係性に似てたり、夢についての見解や人間の醜い部分が映し出されてるところや、最終回を田崎監督が演出してたり、その最終回に井上大先生が出演したりと共通点もとても多い。
全てはこの『ファイズ』20周年作品へのフリだったのではないかと思ってしまうほどだ。フリではないにしても、久々、井上大先生の作品を見るのと『ドンブラザーズ』でやはり井上敏樹ここにありと思わせてから見るのでは話題性も作品の感じ方もかなり違うと思う。会場には来れなかった村上幸平さん、そして唐橋充さんのビデオレターは来ていたお客さんを沸かせ、さらにはISSAさんによる主題歌「Justiφ’s」、そしてm.c.A・Tさんによる劇中歌「The people with no name」の熱唱は見ている人の腕に感動による鳥肌を立たせた。
公開されるまでまだ時間があるのでもう一周ファイズを見て『パラダイス・リゲインド』にSTANDING BYしとくことにする。
令和5年5月5日に発表された『仮面ライダー555』20周年記念作『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』 (C)2024石森プロ・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C)石森プロ・東映
それはなんとファイズの新作製作発表だった。
どよめきが会場に響き渡る。世界中の洗濯物が真っ白になるみたいに、衝撃で頭の中が真っ白になった人もいただろう。タイトルは『パラダイス・リゲインド』。リゲインドとは取り戻したと言う意味で『パラダイス・ロスト』の反対語となってるタイトルに否が応でも期待が高まる。
ちなみに『パラダイス・ロスト』とは2003年の夏に公開されたファイズの劇場版作品で、さいたまアリーナに約1万人のエキストラを入れての撮影は当時相当な話題となった。また作品自体もその完成度の高さからファンの間では傑作とされている。当時参加されていたエキストラの方が今回このイベントにも来場されてたことが、いかに熱の高い作品だったかの裏付けとなっている。『パラダイス・リゲインド』に本編で死亡してしまっている草加雅人役の村上幸平さんがキャストに名を連ねていると発表されたが、『パラダイス・ロスト』はパラレルワールドのストーリーだったため、『パラダイス・リゲインド』もパラレルワールドとして新たなファイズが描かれるのかが気になるところである。
半田さん、芳賀さんに続いて登壇した脚本家の井上敏樹先生、ファイズのパイロット監督の田崎竜太監督(※崎はたつざき)、そして白倉伸一郎プロデューサー。今や重鎮のお三方かと思いきや、自分は当時すでに重鎮としてお三方を見ていた。しかしよくよく考えてみると白倉さんはまだ30代後半で今の自分よりも若いことに驚く。そんなことより皆さん、上記を見てお気づきだろうか。今年2月まで放送されていた『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』と『ファイズ』は同じ布陣なのである。
ドンブラザーズのタロウとソノイの関係が巧と木場の関係性に似てたり、夢についての見解や人間の醜い部分が映し出されてるところや、最終回を田崎監督が演出してたり、その最終回に井上大先生が出演したりと共通点もとても多い。
全てはこの『ファイズ』20周年作品へのフリだったのではないかと思ってしまうほどだ。フリではないにしても、久々、井上大先生の作品を見るのと『ドンブラザーズ』でやはり井上敏樹ここにありと思わせてから見るのでは話題性も作品の感じ方もかなり違うと思う。会場には来れなかった村上幸平さん、そして唐橋充さんのビデオレターは来ていたお客さんを沸かせ、さらにはISSAさんによる主題歌「Justiφ’s」、そしてm.c.A・Tさんによる劇中歌「The people with no name」の熱唱は見ている人の腕に感動による鳥肌を立たせた。
公開されるまでまだ時間があるのでもう一周ファイズを見て『パラダイス・リゲインド』にSTANDING BYしとくことにする。
2023/05/07