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眞木蔵人、世捨て人っぷりに観客が驚き 黒木華&寛一郎&池松壮亮を知らず阪本監督「そこまで離れていたのか!」

 俳優の眞木蔵人(50)が29日、都内で行われた映画『せかいのおきく』の公開記念舞台あいさつに参加した。

映画『せかいのおきく』公開記念舞台あいさつに参加した真木蔵人 (C)ORICON NewS inc.

映画『せかいのおきく』公開記念舞台あいさつに参加した真木蔵人 (C)ORICON NewS inc.

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 阪本組の常連だが、眞木を起用した理由を問われた阪本順治監督は「『冬薔薇』で16、17年ぶりにキャスティングした。ヤンチャだった時期もありましたけど、ずっと真っすぐな芝居しかできない良さがあった。間が空いて『冬薔薇』をやって、マッキーとやりたくなってオファーした」と明かす。

 阪本監督は「しばらく俳優業とか、芸能界とかと全く違う場所。サーフィンとか、スノーボードとか真冬の山にこもって、スポンサーをつけながら活動をしてきて、しばらく僕らの業界にいなかったのがいいなと思った」と重ねる。台本を渡し、打ち合わせをした際には「『黒木華ちゃん、知ってるよね?』に『わかんないです』。『寛一郎、知ってるよね?』に『わかんないです』。『池松壮亮、知ってるよね?』に『わかんないです』と。わかるのは『佐藤浩市さんと石橋蓮司さんだけです』と。僕、大好き。しばらく離れてはいたけど、そこまで離れていたのか、と」とぶっちゃけると、会場はどよめき。まさかの暴露に眞木は横にいた黒木&寛一郎&池松に丁寧に頭を下げて、会場に笑いが広がっていた。

 最後に阪本監督は「自分の興味のままに、肉体を使って生きている実感を重ねた。しばらく演技しなくても、呼ぶと過去の彼でもある。身体的な能力がスゴい。どんな役を振ってもできる」と阪本監督は真木の魅力を力説。真木は「この映画の脚本を見た時に昔もそうだったんだ、と」と内容に共感したことを語っていた。

 本作は、江戸時代の“循環型社会”を背景とし、貧しい時代にたくましく生きる庶民の姿を通じて、人と人のぬくもりを描く時代劇で、寺子屋で子どもたちに読み書きを教えている主人公・おきく(黒木華)がある雨の日、厠(寺所有の公衆便所)のひさしの下で雨宿りをしていた紙屑拾いの中次(寛一郎)と、下肥買いの矢亮(池松壮亮)に出会うという物語。阪本順治監督がオリジナル脚本で初のモノクロ映画に挑戦した意欲作となっている。

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  • 映画『せかいのおきく』公開記念舞台あいさつに参加した真木蔵人 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)阪本順治監督、池松壮亮、黒木華、寛一郎、眞木蔵人=映画『せかいのおきく』公開記念舞台あいさつ (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『せかいのおきく』公開記念舞台あいさつに参加した池松壮亮 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『せかいのおきく』公開記念舞台あいさつに参加した黒木華 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『せかいのおきく』公開記念舞台あいさつに参加した黒木華 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『せかいのおきく』公開記念舞台あいさつに参加した寛一郎 (C)ORICON NewS inc.

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